20221212 長いですが読書歴の話
こんばんは、カクヨムコン体験記です✍️
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『インディアンサマー』22時公開
長編ライト文芸部門(週間) 187位
フォロー/☆/♡/PV 21/5/111/229(0時計測)
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すみませんでした、先日分。
書いた時間は早めだったんですけど、読み直してたらうっかり寝落ちしたらしく⋯⋯_| ̄|○ il||li
申し訳ないです。
とにかく疲れがたまってしまい⋯⋯ああ、こんな日にはリポビタを飲めばよかったのかもしれない。
体力ないので遠出をする時、早起きの時などはリポビタ飲んでます。というわけで冷蔵庫に1本キープしておくんですが。
失敗ですね。
そんなわけで、以前書いた通り、ランキングは日付け変わってすぐ調べてるので、調べる→書く→出すに変えようと思います。
夜中に書けなかったら日中に。
去年はそうしてたので、それでよろしくお願いします🙏
--------キリトリ線--------
さて、読者様からコメントいただいたので、なんの参考にもならないかと思いますが、読書経験について書こうと思います。
ちなみに元KADOKAWAラノベ編集者さんに『きちんと本を読んでる人』称号をいただいたことがあります✌️ まぁでももう歳だしーーー。
そもそもわたしの子供の頃は今のようにすぐに本を買ってもらえない世の中だったので、買ってもらった本は繰り返し繰り返し読んだものです。
どうでもいいんですけど幼少のみぎり、愛読していた絵本は『人魚姫』『赤い靴』『シンデレラ』です。本当に子供用のやつですが。
あと、父親が図書館に通ってたので、よく一緒に行って絵本を借りてきました。『ぐりとぐら』や『サンタクロースはほんとうにいるのですか?』なんかが印象に残ってます。
小学生になると、小さな小学校に小さな図書室があり、図書委員になって、誰も借りにこない昼休みにそこでじっくり読書したものです。
小学生向けの本で、クラッシックの名曲を物語にした本があって、それがお気に入りでした。
卒業前に担任に島崎藤村の『初恋』『小諸なる古城のほとり 千曲川旅情のうた』、与謝野晶子『君死にたまふことなかれ』、高村光太郎『道程』などの暗記をさせられ、近代詩に興味を持ち、6年生の時、『近代詩名歌選』をパクリました(笑)。返しそびれた。
すごい立派なシリーズだったのにごめんなさい⋯⋯
でもたぶん、わたし以外にあれを読みたい子はいなかったと思う。懺悔。
中学の時は集英社コバルト文庫がすごく流行っていて、氷室冴子さん、久美沙織さんなんか、手当り次第読みました。みんなで回読みするんだけど、気がついたら自分の本だけでダンボール箱1箱ありましたね(笑)。
好きだったのは久美沙織さんの『丘の家のミッキー』シリーズ、新井素子さんの『星に行く船』シリーズです。
コバルト文庫は少女マンガっぽい物語だったけど、ジャンルはたぶん幅広くて、あれでなかなかいい読書体験になったのではないかと思います。
ちなみに小林弘利さんの『童話を胸に抱きしめて』シリーズが個人的にとても好きで、SFなんですけど、今でも忘れられない小説です。
そんなわけでたまにSF書きたくなる。
それが中学3年の時だと思うんですけど、受験の面接で『最近読んだ本』聞かれたら困る、と思っていわゆる名作を読み始めました。
とりあえず新潮文庫から読めば間違いないかなーなんて(笑)。
国語便覧が好きだったので、載ってたのを読めばいいやとなにから読んだかな⋯⋯。
なんかわりと初期に太宰治の『斜陽』読んで「?」になったのを覚えてます(笑)。お母様がスープを「あっ」しか覚えてません(笑)。なので太宰は『ヴィヨンの妻』とかよくわからないチョイスで何作か読み、『人間失格』は読み逃しました。
受験の面接で『斜陽』はないよなぁと思ったのは覚えています(笑)。
新潮文庫爆読みは高校生になっても続いたんですが、その中に新井素子さんが先端の科学者たちと話し合うという本があり、その中のクォークの話とか、すごく惹かれちゃって、特に心を掴まれちゃったのがワトソンとクリックのDNAの立体構造で。
自然物ってすごいキレイと思ったのです。
それであの写真に心を引っ張られて、成績的にも文系のわたしは理系に進むことに。ほかの理由もあったんですがーˆˆ;
で、高校では実は登下校が非常に時間のかかるところに進学してしまい、当時は偏差値教育だったこともあり、通学時間とか考えなかったんでしょうね、たぶん。
今は子供の受験の時、それも考慮に入れますけどね。
そのお陰もあり、時間はふんだんにあったので読み放題。
どれくらい時間があったかというと、バスの待ち時間に数学の参考書にわら半紙を4つ折りしたメモを作って挟んで、勉強できたくらい(笑)!
理系行ったけどごまかせないくらい、数学ダメだったんで。
なので本はなんでも読みました。参考書も含めて。
ハマったのが谷崎潤一郎と江戸川乱歩。カブれたのが澁澤龍彦。それと宮沢賢治もほとんど読んだかな。
もちろん川端康成は何冊か読んだし、三島由紀夫も齧り、芥川龍之介も齧り。
海外の名作も読まないとと思って『嵐が丘』『ジェーン・エア』『ホームズシリーズ』『星の王子様』なんか軽いのしか出てこないけどドストエフスキー以外はわりとなんでも読みました。ツルゲーネフとかカフカとか? よく覚えてない⋯⋯。あの頃は速読できたし。
そうそう、吉本ばななさんが華々しくデビューして、すっかりファンになり、ある程度の時期までは全部読みました。その頃から芥川賞とか直木賞作品も気になり始め、池澤夏樹さんとお知り合いになったのはこの時。池澤さんも結構読んだなぁ。『スティルライフ』が斬新で。衝撃的でした。こんな作品、読んだことないなと。
で、『ノルウェイの森』が流行って、ふぅんと思っていたら先輩に勧められ、でもその時はそれほど感銘は受けなくて、あれが刺さるようになったのは大人になってから。
大学生になって、引っ越しして、実家に帰る度に本を持ってきてたら下宿先の大きかった収納のほとんどが本になっていました。ははは⋯⋯。
ちなみにね、活字中毒のメインアイテムは新聞ですよ!
わたしは不思議なアルバイトをしたことがあり、その会社の分野の記事を、そこで取っている新聞全紙から切り出してファイリングをするという、ほかの人にできたのかわからないことをしていました。
フロアの中でわたしだけが異質な仕事をしていて、友だちなんかできるはずもなく、居心地の悪いバイトでした(笑)。
大学ではもちろん専門書も読んだし、あと『ソフィーの世界』が流行ったかな。
『鼻行類』とか。知らないだろうなぁ?
『ゴーマニズム宣言』が流行ってましたね。
友人が趣味が合うとわかってマルキ・ド・サド(澁澤龍彦関係書籍だが女子は買いにくい)を貸してくれたり、『異邦人』も借りたな。
雑食でした。
それからも雑食だったんですが、途中で人生の何割かをゲームに捧げてしまい(笑)、神話を読むように。
北欧神話、ギリシャ神話、ケルト神話など。(専門書で高かった^^;)
それがなぜか今、子供に飛び火して、娘は神話マスターになりました。怖ッ。
この頃見つけたのは笠井潔さんの矢吹駆シリーズ。哲学ミステリーという不思議な分野。これはハマりましたね。最近、新刊が出たんですけど、シリーズの半分くらいしか呼んでないです。残念ながら。
たぶん、名作なのに知名度低めなので、文章が多少固くても行ける方にオススメします。舞台はフランス、というところがまず異質。
結婚して、妊娠中がわたし、絶対安静だったので暇で、その時に読んだのが村上春樹さんのエッセイ。
すごーーーく面白くて、へぇ、そんな人なんだと思って、小説を読み始めたら『世界の終わりと――』がめちゃくちゃ面白くて。本当に寝てるしかなかったので、ひたすら読みました。
と同時に『赤毛のアン』もシリーズ全巻制覇。子供の頃アニメで観てたけど、その続きも。アンがその後、どんな人生をあゆみ、どんな育児をしたのか。それ以前に養母マリラの女の子の育て方など非常に役に立ちました。
あとたぶん3人目の時、本当に絶対安静で、お義母さんに借りて宮部みゆきばかり20冊くらい読んだけどハマれなかった⋯⋯。なので宮部みゆきさんは大量に読んだことにはなりますねˆˆ;
子育て始まり、まぁ、本はあまり読めず。
代わりに週の頭に図書館で絵本を20冊くらい借りて、毎晩2冊ずつ読み聞かせしました。
長女が小学生になるまでˆˆ;
絵本は何冊読んだかまじでわからん。
借りてない絵本を探すのが大変でした。
子育て落ち着いてきて、自分にお金かけられなくなり、図書館で借りてショッキングだったのは小川洋子さん。
すげーと思った!
世間では唯川恵さんとかほかの女流作家さんも流行ってたけど、わたしは小川洋子さんが。
まだ『博士の愛した数式』出てなくて、小川洋子さんも少し粘着質で偏執的、いわゆるヤンデレっぽいものも書いていて、ひえー、すごい人だなと。そのうちに『博士の――』で有名になられましたけど、小川洋子さんの本当の良さは、あの残酷さにあるんだということに気づくまで、皆さんに読んでほしいなぁ。残酷だからこその美しさ。小鳥を素手で握りつぶすような、ガラスの上を裸足で歩くような、すごい感性だなと思います。『博士の――』は一見、微笑ましく切ない物語ですが、主人公の本当の心情が小川洋子さんらしい残酷さだと思っています。そう、偏執的。
もちろん、ほかの方も多数読んでいて、そのうち女流ミステリーが流行り始め、湊かなえさん、辻村深月さんはその頃ほとんど読みました。
中でも辻村深月さんは少年マンガの原作からデビューしたんですけど、マンガの頃から気になっていて、初期の作品はほとんど読みました。たまたま書店で『凍りのくじら』を手に取り、表紙が気に入り中をめくると面白そうで読んだらすっかりハマり。ちなみに『スロウハイツの神様』『ぼくのメジャースプーン』が好きです。
あと、湊かなえさんは『往復書簡』『母性』かな。
最近は書くようになって読むことがめっきり減ったのですが、度々買います。読みません(笑)。
でもシリーズでちらっと読んでるのが森博嗣さんの『Wシリーズ』。『すべてがFになる』からは追いかけられないので、面白そうだなぁと思ったそこから読んでます。『スカイ・クロラ』シリーズというのがあって、こっちは比較的ラノベに近いんじゃないかな? 図書館で何度も借りたので、最近買いました。
米澤穂信さん。娘は『氷菓』なんですが、わたしはなにから読んだのかな? とりあえず『インシテミル』は読んだのを覚えてて、忘れられないのは『ボトルネック』。なんでここまで悲観的で残酷なものを作るのかなと。底知れない人だと思っています。読んだことがないなら『満願』オススメ。お堅いかな? 『ボトルネック』が読みやすいですね。
おお、『十二国記』。講談社X文庫ホワイトハートから読んでいて(笑)、まぁ、古参ですね。ぜひ『屍鬼』と『残穢』を読んでほしい。こっちが真骨頂だと思っています。読ませるのが上手いですよね。『残穢』は賞を取ってるんですが、審査員の宮部みゆきさんに「面白いけど寝る時に近くに置きたくない本」と言われたそうです(笑)。わたしも読んだ後、呪われたかと怯えてました。
パートナーの綾辻行人さんの『Another』も好きな本です。やや設定が古い気がするんですけど、それを超えた面白さがある。必読。
この辺読むと、自分がホラーを書くのは憚られますね······^^;
『屍人荘の殺人』、すごく面白かったです。ホラーミステリー。まさにエンタメだと思わされます。今村昌弘さん。あれがホラー最初の作品だったということなのに、続編書いてるのが!!!
いま流行ってる『medium』は苦手。ああいう作りの本はあまり好きではないかな。
海外のドキュメンタリー、たまに読みます。
ずっと読んでたのがトリイ・ヘイデンの「シーラと呼ばれた子」シリーズ。家庭環境が悪く、精神的に問題のある子の教師の話です。こういう話は何作か読みました。
『アルジャーノンに花束を』が流行り、並行して出ていたシリーズですね。
ドキュメンタリーではないけどカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』が愛読書です。すごく素敵。全編をくるぶしまで水で浸したような世界観が素晴らしいと思っています。昨日書きましたが元々映画が好きで『日の名残り』(名作中の名作映画)の原作で気になってたんですよね。『わたしを離さないで』は名著です。
最近はとにかく積読が増えたこと、増えたこと。
いろんな本がごちゃまぜになってますねー^^;
そんなわけであまり、できる限り買わないことに。ブックオフも閉店しちゃって、『読んだら売る』ことにしてたんですけど、売るところが遠くなり😢😢😢安く買えるところも。
でも今日は小川洋子さんの本、2冊買いました!
イエーイ✌
また積んじゃうので薄いのにしました(笑)。
たまーにラノベも買うんですけど······読まない。
あ、でも『86』(で合ってます?)の冒頭、面白かったです! 人気が出るのもわかるなぁと。
ラノベの代わりにマンガで異世界ファンタジーの恋愛もの、読んでます。
ちなみに電子書籍はほとんど持ってないし、読まないです。
自作もほとんど読まないです(笑)。恥ずかしい。
作家別だとこんな感じ。
好きな本ベストいくつだと、またちょっと違うと思いますが。
「たくさん読んでますか?」と聞かれましたが、どうでしょう? たくさんでしょうか?
カクヨム作家さんの中にはこれくらい普通に読んでる方も多いと思います(*^^*)
まぁ、でも、かなり雑食かもしれん······。
ゲーム、FGOやるんですけど、推しのアーサーが主人公の小説があって、絵が綺麗なので読んでみたんですけど、やはり愛はあってもあの文章量の少なさでは物足りず、1巻で止まってます(笑)。
オタク文化も難しい。
かなーーーり長くなりまして、申し訳ありませんでした。まとめ下手なもので。
どこか皆さんと重なるところがあったらいいなぁと思っています。
お固すぎでしたかね??
大丈夫??
ちなみに好きなラノベはやっぱり『スレイヤーズ』です!
ではまた明日✩.*˚
※村上春樹は長くなるので省きました。おすすめ図書、需要があれば書き出します。(無いと思うけど^^;)
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