第5話 シュリンプさんの秘密

お産研究家のわたしの

最後の研究になるであろう

シュリンプさんのお産。

エビの繁殖と言うと、

人間主体の見方考え方であるが、

果たしてえびちゃんに考える脳はあるのか

えび味噌がそうなのか?


私は、思う。

知能はないと言われている生き物こそ

単純明快種の保存のために生きていたりする。


もはや、ヒトは凄い。

女だから言う。

母乳育児言うと怒れる時代。

オッパイは、お父さんのものとなり

子供には、知恵で作られたものを

与える。

それを便利という。

とても、便利だった。


シュリンプさんも、

ヒトとの、共存のために、

存在している。


彼らの進化は凄い。

順応性って言うのかな


彼らは、かなり、怪しくて

不思議行動をしている。


ツマツマと、こねこねしてる

あれ何なの?って気になり

何度も取り上げている。


色んなものを、

ドサクサに紛れて

入れてる事を発見!


しかしだな、

テキトーではなかった。


腐らないエサを

何気にバレないように

高速でツマツマツマツマしてる。

カビ生えるやつからは、

何も出てこない。


母は、選別してる?

子供の生まれる時期を

当たり前だけど

把握してる。


あの沢山のたまご。

ぜんぶお腹からハッチアウト

させてたら、

お母さん、そく☆になってしまう。


シュリンプさん、

ヒトのために

子を生んでるわけではない。


水槽に生きる彼らは

そこが世界。

そこに子孫を繁栄させる。

いい子生んで

売ってもらって、

高級なエサ食べたいなぁ。

なんて、そんな母はいない。


知恵のある。

ヒトは、何故か

勘違いしている


まだまだ研究中

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