たぶん

その人の横顔を ふいに思い出した

記憶の本当に奥の方にあった

それなのに何故?


こんな時に 思い出すなんて


その人の背中を ふいに思い出した

初めて見た時のこと 私だけが覚えていること


もう一緒には居られないでしょうね

ってどこかで気づいていたから 二人

言えなかった ずっと


ただどうか 来世でもお元気で

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る