②この作風、もしや我が友、李徴子ではないか?

繹尾ぴえん

第1話 プロット

◯参考作品(あればで構いません)


『山月記』

『鬼滅の刃』

『神奈月遙は添削したい』




◯世界観


現代日本に転生した袁傪が、同じく転生していた李徴と出会い、二人で創作者として大成する物語。




◯主要キャラクター


ビジュアル・性格・セリフイメージ等


袁傪(転生名:円谷太陽)

 一般的なイケメン日本人。話し口がやや古風な男性で、冷静沈着な性格だがやや天然。転生して第二の人生を謳歌しているところに李徴と出会う。前世の後悔を踏まえ、今度こそ李徴を救おうとする。

※前世:人喰い虎として討伐されそうになっていた李徴を救おうとして山に入ったところを、何者かに嵌められて死亡。李徴を救えなかったことを悔やんでいる。


「落ち着け李徴、猫に戻っているぞ」


李徴(春原徴子)

 西洋系美少女。ピンク髪紫眼から白髪金眼にチェンジ。

 若干特徴のある語り口調で余裕を感じさせるが、素はとても動揺する性格ですぐにびっくりする。

 前世で大成出来なかったことを引きずりつつ、今度こそ大成するぞと創作活動をおこなっている。袁傪と出会い、彼の添削を受けながら大成を目指す。

※前世:あの別れの後、ほどなくして自我を失い人喰い虎に成り果てた。しかし李徴の声で正気に戻り、死を共にする。その時言われた言葉がずっと引っかかっている。袁傪が好き。全幅の信頼を置いている。


「猫じゃない! 虎!」



◯物語構成


文庫ラノベ1巻で全何章想定か、各章毎に数百字の要約を記載。


だいたい1巻10~12万字ほどの文字数で描こうとしていること、2巻に繋げることを明確にして欲しいです。




・全5章構成




プロローグ~1章

 袁傪と李徴が出会い、2人でタッグを組んで漫画連載を目指します。

 この時の敵は猫山(2話参照)でいわゆるザコ敵です。

 二人の前世について少し示唆を入れます。


2章

 袁傪のライバル同期とその担当の子たちと会います。そこで所謂スニーカー大賞的なゴールの明示。その前に強化選手(作家)となる必要があること説明。二章ではこの強化選手の枠に入るためライバルとしのぎを削ることを示唆させます。

 その後、漫画の添削を開始。打ち切り漫画の典型を添削する展開。袁傪が真顔で指摘して、李徴が阿鼻叫喚して転げまわります。必要ならエッチなシーンも入れつつ、コメディ調の修行パートです。伏線も少なめです。

 

3章

 強化選手の中間報告です。強化選手枠は三人で鳴り物入りの天才二人がほぼ確定、残り一枠を争う形にします。

 そして二人の実質的なライバル(の担当)が暗躍し始めます。具体的には担当の子の作風を潰してでもテンプレを書かせて確実にまぁまぁ売れる作品で勝負させようとしていきます。それによって担当の子は目から光が消え気味です。主人公たちはそれに自分たちの影を投影して、なんとか救いたいと考えます。

 でもライバル担当に言っても、言うことを聞くわけもないので、実力で分からせる方向になります。


4章

 分からせるための原稿を作るにあたって、展開を大きく修正することに。しかし若干スランプ気味の李徴は、昔の弱気メンタルに陥りそうになります。このあたりで前世の伏線と回収をし始めます。お互いに前世のことを引きずりすれ違い、お互いのことを思うからこそズレていく。

 そんなある日、李徴が音信不通になります(ライバル担当が焦って李徴の原稿を盗んでそれを追いかけている)。袁傪は前世の最期が過ぎり、必死に李徴を探します(袁傪の伏線と過去回収)。

 間一髪で原稿を奪い返し、李徴も無事保護。この一件で吹っ切れた二人はその勢いのまま、強化選手枠を勝ち取り、本編は終了です。


5章プロローグ

 李徴のモノローグです。前世の袁傪が最後にいった言葉を思い出しながら、甘々な展開で終幕です。


文字数・続刊

これで13万程度の予定です。続刊の構想はもちろんありますが、ゴールを変えることで一巻完結も可能です。基本的コメディなので確実にこの巻数じゃないと無理とかはありません。


※また2話はあくまで簡易版で、本来は猫山という敵キャラが主人公に取り入り、暗躍します。三人で受賞を目指そうってやつです。基本的な起承転結と策略のカラクリは2話準拠です。そのかわりコメディ要素少なめ。

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