ロマンチックすぎる。

思春期ならではの不器用さと、ちょっとずれた思いやりがとても温かなお話でした。
百合ちゃんが花子として、流樹くんが流人として、幸せになれますように。

途中、ホラーかと思いましたが、可愛いラストで安心しました！

とても複雑で深いお話ですね(#^^#)

綱渡りをしているような繊細で残酷な日常と、それを柔らかく引きちぎる先生の存在。
哀しい優しさと脆くも確かな慕情がラストまで丁寧に編み込まれていて、終始そわそわさせられました。

素敵なお話をありがとうございます。

少し切ないですが、素敵な物語をありがとうございますｍ（＿＿）ｍ
これも人生の一ページとして割り切る事ができれば、きっと新しい恋も見つかるのでしょうね。

はじめまして。コメント失礼いたします。

ふたりとも、偽名を使ってのSNSのやり取り。やがて、相手の正体に気が付く花子。
そして、花子は自分が作り上げた理想の女の子「百合」ではなく、「花子」として流人クンと向き合う決意を感じるラストが素敵です。

斬新な発想の動機に種明かし、短い中でとても上手く書かれていますね。タイトルの付け方も実にお見事です。
この不器用な二人の行く末を見守りたくなりました。

読み終えて、タイトルの意味が分かって、何とも言えない感覚を覚えました。
「気づいて欲しかった」の文章から、彼の不器用なりの想いが。そしてそれを受けた彼女の真意が。書かれていない部分が、見えてきたような気がします。

多感な時期の葛藤を感じられる文章力と、最後のこの終わり方。これで終わりじゃなくて、始まりなんだなあと、朝日が差すような淡く温かい気持ちになりましたッ！
(∩´∀｀)∩

物語の構成からお話の流れがごく自然で、いつの間にか感情移入してしまいました脱帽です。揺れ動く恋心と真実を知りたいと願う葛藤が全てリンクし、多感な思春期の描写を見事に表現しています。とても勉強させて頂きました。有難う御座います。

拝読させて頂きました。
亡くなったお兄さんの名前を用いながら好きな子とメッセージを送り合う流人君は、主人公を見つめながらお兄さんへの思いもまた胸にあったのかと思います。
そして「気づいてほしかった」に、連絡が取れず一番遠くなったと瞬間、一番近くにいたくなったからだと思うと切ない気持ちを感じます。
さり気なく、スクールカウンセラーの先生が良い人で本当に良かったです！信じて、探して、話してくれて。イジメや死を扱いながら、落差を感じさせないハッピーエンドで良かったです。

かなり穿った設定で、ビビりました。
恋愛の甘酸っぱさと、現象の不思議さ。

２つが相まって、特異な世界を築いていると思いました。

　私みたいな年寄りにはとても考えつかない設定。途中で「幽霊？」と思わせてのどんでん返し。
　終わり方も良かったです、ハッピーエンドで。

後半文が詰まってくる感覚と共に、ゾクゾクが止まらなかったです。

百合が引きこもり(かな)から一歩踏み出し、真相がわかってからの希望が？　
感動的な救いが……と思った矢先からの百合の魂の叫び、拒絶が胸を撃つ。でも、醜い声が出た自分はやはり花子で。
作り出した自分と、現実としての自分に揺れる感情の揺さぶりが、衝撃でした。

最後の一文で、救いはありそう。頑張れ、流人君！

短編で、ゾクゾクって来るの凄いと思いました！　面白い！