◆登場人物おさらい③

★主人公

◎ ルクレツィア・ガラッシア(一六歳)

 学園二年生。公爵令嬢。

 もつれた一方通行の中心人物。

 愛され妖精令嬢は世を忍ぶ仮の姿、心の中ではキレッキレのツッコミ令嬢。


☆ヒロインかもしれない

○天野セーラ(一六歳)

 異世界からやって来た星護りの巫女様。

 キラキラの女子高生。恋バナ大好き。

 コミュ力がカンストしている。



◇攻略対象かもしれない人たち


○エンディミオン・ステラフィッサ(一六歳)

 学園二年生。

 柴犬ワンコみを最大限活用して人気を博す王子殿下。

 ただしルクレツィアには通用しない。

 いまだに殿下としか呼んでくれなくて最近落ち込んでいる。


○アンジェロ・ガラッシア(一八歳)

 学園四年生。公爵家子息。

 婚約者との結婚式の準備に余念がない。

 食の進まない妹に「あーん」をして食べさせて以降、婚約者にもいつかしてあげたいなと画策している。


○ファウスト・ガラッシア(一五歳)

 学園一年生。公爵家養子。

 王子がルクレツィアに迫っている姿を目の当たりにして心臓がざわざわする。

 病気かもしれない。

 そんなことよりも姉上の心労と体調が心配。

 

○シルヴィオ・ビランチャ(一七歳)

 学園三年生。宰相子息。メガネ。

 容姿端麗、冷静沈着、周囲への配慮に定評のあるツンデレの貴公子。男女問わずファン多数。

 ただしルクレツィアの前だとアンテナが狂う。


○フェリックス・スコルピオーネ(一八歳)

 学園四年生。侯爵家子息。泣きぼくろ。

 愛想がよく、女の子相手には特にフットワークが軽く、浮名も多い。それでもその甘い言葉と容姿に翻弄されたい願望のある刺激を求めるご令嬢多数。

 ただしルクレツィアにだけはポンコツになる。


○ラガロ・リオーネ(一七歳)

 学園三年生。伯爵家養子。騎士団長子息。

 相当努力して、騎士団でも五本指に入るくらいには強くなった。

 ストイックな魅力に色気がダダ漏れ、ガチ恋ファン多数。

 ラガロの星の能力を使いこなしはじめている。

 いつかイザイアに勝って、ルクレツィアにも認めてもらいたい。


○イザイア(二三歳?)

 ルクレツィアの影に日夜潜む鬼強護衛。

 学園にももちろん付いてきている。

 女の子の集まりには距離をとる配慮はしている。

 実力と忠誠心は信用しているが、その出自が不明のため、危機管理としてルクレツィアから巫女様に攻略対象としてはおススメできない。



◇悪役令嬢かもしれない人たち。


○ベアトリーチェ・アクアーリオ(一七歳)

 学園三年生。侯爵令嬢。

 婚約者の提案する結婚式のドレスの多さが尋常じゃないため、そっと却下するのが日常になりつつある。

 婚約者の母親まで便乗してくるので、このままだと一日で結婚式が終わらないのではと悩ましい日々。


○クラリーチェ・サジッタリオ(二〇歳)

 侯爵令嬢。最近九歳になった王女殿下の近衛隊長を拝命した。

 マリレーナとフェリックスを取り合っているが、学園は卒業しているので、少しだけマリレーナに譲っている。

 フェリックスの心が誰に向いているか知っているが、愛は自ら勝ち取るものなので、応援しつつも、自分も勝負から降りる気はない。


○スカーレット・アリエーテ(一六歳)

 学園二年生。伯爵令嬢。

 突然現れた星の巫女が殿下に馴れ馴れし過ぎて気が気でないツンデレ令嬢。

 言動が悪役令嬢になりがちなため、ルクレツィアに全力でフォローされているが本人は気づいていない。


○マリレーナ・ペイシ(一五歳)

 学園一年生。伯爵令嬢。

 ようやくフェリックスといっしょに学園に通えるようになってうれしいはずなのに、フェリックスを取り合っているはずのクラリーチェに最近譲られているような気がして気に入らない。

 口喧嘩も張り合いがなくなってきていて、それも気に入らない。

 

○ヴィオラ・トーロ(一四歳)

 伯爵令嬢。社交会デビューしたばかり。

 内気で引っ込み思案のため、デビューの日にも緊張で失敗しかけたところをさりげなくシルヴィオに助けられて以来、気になる存在に。

 憧れているだけと本人は言っているが……。

 



◇サブキャラかもしれない人たち


○ジョバンニ・カンクロ(一六歳)

 学園二年生。伯爵家子息。

 学園の授業に不定期に現れると、カンクロの日とされるほどその知識は国に有用視されている。

 スチームパンクの服装は単に趣味。

 ファウスト君が学園に入学したので、僕も学園に毎日通おう。


○レオナルド・リオーネ(三八歳)

 伯爵、騎士団長。

 妖精の初恋相手として伝説になりつつある。


○ラファエロ・ガラッシア(三八歳)

 公爵。魔王ラスボス

 娘への溺愛が過ぎるお父さま。

 家族が末永く幸せに暮らしていけるよう、星の災厄を阻止するための協力は惜しまない。


○エレオノーラ・ガラッシア(三七歳)

 公爵夫人。

 長男の婚約者と、その母と一緒に結婚式の準備を進めているのが今はいちばん幸せな時。


○マテオ・ヴィジネー(三〇歳)

 若くしてステラフィッサ大聖堂の大司教となった。

 エレオノーラの父方の従兄弟。

 敬虔なアステラ神の信徒。

 巫女様至上主義。


○ピオとロッコ(二四歳)

 双子の商人。

 ガラッシア家三兄妹の商会は大商会に昇り詰めつつある。

 ピ:カメラに空間魔法GPSつけて、どうするんすか?

 ロ:(公爵に発信器渡した)


○ドンナ(三一歳)

 ルクレツィア専属筆頭侍女。

 食の細いお嬢様でも食べられそうなものを考案中。


○セルジオ(五〇歳)

 ガラッシア家執事。

 次期執事候補の青年を指導中。



◇ゲーム攻略の重要人物


○バル様、バルダッサーレ一世

 ステラフィッサ建国王。

 当時の星の巫女に恋のポエムを綴られるような人物。


○前の星の巫女

 一千年前、異世界からやって来た少女だが、元いた時代は、今の巫女とあまり変わらないよう。

 まさか日記が聖典として後世に伝わるとは思ってもいなかったと思う。


○おっさん(名前不詳)

 星の声を聞く星の民。

 前の巫女にはやばいヤツと思われていた。


○ルーナ姫

 建国王の妹。

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