三国同時制圧戦 ミルアド攻略編

第87話 開戦の前触れ

 その晩。


 演習場から帰った後も、僕はローゼンシアの件についていろいろ考えていた。


 今回のことで、ローゼンシアも僕の加護の発動メンバーに加わることになってしまった。


「……ん💓リューク、今日なんだか激しい…あん💓」


 なんてことだ。ついに三人目を迎えてしまった。しかも近日中には再び魔族との戦争がある。


 なにしろ聖女との密約がたった一日で締結されてしまったのだ。もしかしたら僕の知らないところである程度、話は進んでいたのかもしれないな。


あとは合意さえあればすぐにでも締結できるよう準備していたのかもしれない。だとしたらルクスも一枚嚙んでいるのだろう。まったく、策士である。


「んんッ💓ああ💓こんなのダメ!…💓……もう無理~…💓」


「し、シルフィア!?…あ、よかった…気絶してるだけ…でもこれだけやれば流石のリューク様も…嘘、まだあんなに…わかりました。私がお鎮めしますね。リューク様、お覚悟を!」


「ん?次はフィリエルか、おいで。いっぱい愛し合おう」


 ちなみに今夜。もうすぐ戦争が始まるということで、シルフィアとフィリエル、ルワナ、そしてローゼンシアを寝室に呼んで抱くことにした。


 一度に四人。その人数に色々と思うことはあるし、呼ばれた本人たちもなんか妙な顔をしていたのだが、もういいか!と開き直ることにした。


 僕はフィリエルを抱きしめてその柔肌の感触を楽しむと、彼女の唇を奪って抱きしめ、愛し合う。そして今後のことを憂う。


 はあ。まったく…目の前には大好きな女性たちがいるというのに、行為に集中せず、仕事のことを考えるなんて、なんて体たらくだ。


 だってしょうがないじゃないか。もし戦いが始まれば、このフィリエルの柔肌が再び別の男に蹂躙されるんだぞ?…そんなの耐えられない。


「んんッ!ど、どうして?なんだか前より大きく…あん💓」


 だが、それでも僕は考えないといけない。


 まず現在の寝取られの状況について。今後も戦争が続く以上、これからもシルフィアとフィリエルは間男に抱かれ続けるだろう。北部のシルフィアの故郷を奪還する、その日まで。これは絶対の確定事項だ。


「ん💓すごい…あん💓」


「うわー、フィリエルってあんな顔するんですねー…」


「リューク、どうしちゃったの?なんか今日のリューク、凄いね💓こんなの見せられたらボク、…早く順番こないかな?💓」


 まったく、情けない話だ。最近は寝取られに慣れ過ぎたせいか、彼女たちのことを考えると萎えるどころかむしろ興奮するようになってきている。一体僕の体はどうなってしまったのだろう?


 もちろん、喜んでいるわけではない。嫌だという感情はある。だが、僕が嫌だ嫌だと思えば思うほど、どうしてか体の方が疼いて興奮してしまうのだ。


 まさか、僕は心のどこかで寝取られを望んでいるのか?そんな馬鹿な!


「ああん💓!…ダメ、凄すぎてこれ以上は無理です…ん💓」


 パタンとフィリエルがベッドの上で倒れる音がする。ムッ、一体いつの間にかこんな惨事に?僕がやったのか?無意識って恐ろしいな。


「つ、次はどうする?」


「ローゼンシアが先でいいよ?ボクは後でいいや。だってボク、リュークの加護を拒否しちゃったし」


「いやいや、そういう遠慮はいいから。だって今日のリューク、なんかやべーし。私は…あとでいいですよ?」


「よし、二人まとめて来い」


「「え?」」


 そうだった。ルワナのことも考えねばならない。


 ルワナはなんだか気にしているのだ。加護の件で寝取られに参加できないことに。


 僕はまったく気にしてないのだが、ルワナ本人はなんだか気にしているようで、まるで強迫観念のごとく自分も寝取られをしないといけないのかな、みたいなことを最近言い出すようになってきた。


 いやいや、やらなくていいから。本人が嫌だと思っているのに無理強いなんてしないから。


 しかしルワナは責任感の強い、優しい王女様だからな。自分だけが楽をするという状況が耐えられないのかもしれない。だからって間男に寝取られる必要はないだろうに。


 だからこそ、ちゃんと愛情を伝えないと。ローゼンシアと一緒に抱くことで、決してルワナを蔑ろになんてしないってことを体を使って証明しないと!


「ええー、っていうか二人も相手にしたのに、なんでまだそんな元気…元気過ぎないですか?…すっご💓」


「ボク、最近思ってたんだけど、なんかリュークの体、ちょっとおかしいよね?…でも凄い💓」


 それは僕も思う。なんだか加護を使えば使うほど、なんか体が頑強になって体力が増しているのだ。


 今や一晩に4人だろうが40人だろうが、何人でも相手ができる、そんな予感すらする。


 …いや、さすがに40人は無理かな。できたとしても10人ぐらいだよ。


 流石に加護を発動した時のような無茶な強さではないが、常人としてはかなり鍛えられた体へと変貌を遂げている気がした。


「ごくり…もう、しょうがないな💓」


「ボク…うん、リュークが言うなら、いいよ💓」


 なんだか二人とも、顔を赤らめ、目をランランと輝かせながら四つ這いの姿勢で僕に這うように迫ってきた。


 そんな状態で僕の下半身へと近寄り、丸々としたお尻をフリフリと振っているのだからたまらない光景である。


 なんだかとんでもなく煽情的だな。しかも二人とも、一国の王女様なんだよな。これは僕も頑張らねば!


 ローゼンシアとルワナは、どちらも胸はそれほど大きくはなく、スレンダーな体型だ。しかしその胸の形はとても綺麗で、いわゆる美乳だ。その形と弾力のある柔らかな美乳には眼を奪われるものがある。


 左にはロングの紫色の髪をしている絶世の美少女のローゼンシア。


 右にはショートの柔らかい金髪を持つミルアドの王女のルワナ。


 そんな彼女たちを両腕で抱きかかえるようにして、僕は彼女たちと愛し合う。


「…」

「…」

「…」

「…ちゅ💓」

「…ちゅ💓」

「…あ💓」

「…ん💓」

「…ボク、上手くできてるかな💓」

「…もう、私の方もちゃんと見てくださいね💓」

「…」

「…」

「…!!」

「……リューク、きて」

「…あ、ローゼンシア、ずるい…ならボクはこっち…ん💓」

「…」

「…」

「…」

「…💓💓💓💓💓」

「す、すごい。ローゼンシアみたいな綺麗な女の子があんな顔を…え?つ、次はボクがあんなふうにされちゃうの?…うん、いいよ💓」

「…」

「…」

「…💓💓💓💓…ボク…もうダメだよ…」

「……私も…無理です…あん💓…すごい💓」


 …ふう。どうにか四人の相手も無事終わった。


 とにかく色々あったが、ローゼンシアが加入することは決定なのだ。それは間違いない。問題は…


 果たして大丈夫なのか?心まで間男に奪われはしないか、ということだ。


 なぜ魔族の侵攻によって世界が滅亡寸前まで追いやられてるこの世界情勢で女が寝取られる心配をせねばならないのか意味不明だが、そういう現実があるのだから仕方ない。受け入れるしかないのだ。


 ベッドの上は酷い有様だった。シーツは乱れ、濡れ、脱ぎたての下着があたりに散乱している。


 キングサイズの大きなベッドなのでまだスペースに余裕はあるが、それでも四人の美女や美少女たちが汗に肌を濡らし、呼吸に合わせて胸が揺れる姿はなかなか壮観だった。


 本当に酷い有様だ。見た目はとても綺麗な美少女たちなのに、今では汗だくで、べとべとで、それでも綺麗で――そんな彼女たちが月の青い光を浴びて横になって眠っている。


 彼女たちのその顔には充足感というか、幸福感があって、スヤスヤと疲労の中で眠りについている寝顔は見ていて僕の心まで安らぐ。


 ――守らないとな。


 彼女たちのことを愛おしく思う。なんとしてでも守らないといけない。たとえ他の男に寝取られる運命だとしても、だ。


 絶対に魔族なんかに襲わせたりはしない。


 絶対に間男なんかに奪われたりはしない。


 そう、体は許しても心までは許すつもりはないのだ。


 しかし、そのためには何をすればいいんだ?


 僕はこれから、戦場に出る。今度の戦いは長期に及ぶ。


 その間、きっと彼女たちは間男に抱かれる。それもセックスの練習をしているような性の猛者に抱かれてしまう。


 これが下手くそな男ならば、まだマシだったかもしれない。


 一応、ルクスにはこれ以上変なことをするなと間男たちに警告を出してもらったわけだが、既に間男の訓練は終わっている。


 頼んでもいないのに、勝手にスケベな訓練しやがってよ!


 だが、訓練をしているのは僕も同じだ。


 僕だってただ意味もなく、性欲を満たすためだけに彼女たちを抱いているわけではないのだ。


 抱いている時、一体どうやって抱けばシルフィアとフィリエル、ルワナ、そしてローゼンシアが喜んでくれるのか、日夜研究に明け暮れている。


 …え?剣の練習?ああ、それなら早朝にやってるよ?それよりも、だ。


 練習の成果もあってか、最近ではどうすれば女性陣に喜んでもらえるのか手に取るようにわかってきた。そのおかげもあってか、百戦錬磨の間男が相手だろうともエッチの相性で負ける気がしない。


 そして、あっちのサイズについても、なぜか最近、体が強化されているせいか、例のブツのサイズもなんだか大きくより逞しくなっている気がする。


 そう、心技体のうち、技と体については間男が相手であっても負ける気はしないのだ。


 …なぜ魔王との戦争よりも間男との性争について僕は悩んでいるのだろうか?なんかおかしくね?


 いや、今はこっちの方が重要なんだから仕方あるまい!


 そう、技と体は大丈夫なはずだ。では心についてはどうなのだろうか?


 シルフィアは…まあ大丈夫だと思う。


 シルフィアには、覚悟がある。そんな覚悟、持って欲しくなったのだが、それでも彼女には、たとえ寝取られることがあっても故郷を取り戻すという覚悟がある。


 その決死の覚悟がある限り、シルフィアは大丈夫だと思う。


 フィリエルは…ちょっと危険かもしれない。


 決してフィリエルが僕のことを嫌っているとは思っていない。しかし、彼女は慣れ始めている。セックスに。


 なによりシルフィアと違ってフィリエルに関して言えば、彼女は既に目的を達成しているのだ。


 彼女の主君であるナルシッサに祖国を取り戻させるという本来の目的を達成している。まあ祖国の大部分は他の国に分割されたが、それでも無いよりかはマシだろう。


 そんな彼女がいまだ寝取られメンバーに参加しているのは、まずランバールがカルゴアの属国となったことでカルゴアに協力しなければならない立場にいるから、だ。


 そしてもう一つは、彼女が僕のことを愛していて、自発的に協力したいと申し出ているから、だ。


 前半は仕事の問題だが、後半は気持ちの問題だ。


 フィリエルと僕との間の加護はまだ切れていない。それどころかますます強固になっている。


 彼女はきっと、今後も間男に抱かれることを拒否はしないだろう。


 問題は、フィリエルは抱かれることにそこまでの拒否感がないということだ。いや、最初はあったのかもしれないけどね。ただ経験を積むことで慣れ始めているのだ。


 大丈夫、だよね?このまま間男に抱かせ続けても、大丈夫だよね?心まで堕ちたりしないよね?


 その時、僕はふと重要なことに気づいた。


 僕の加護は、相思相愛でなければならない。


 問題は、僕のことが好きなら良いというだけの話であって、別に好きの序列については言及していないのだ。


 ――もしも、僕が二番目になったらどうするのだ?


 フィリエルは僕のことを愛している。それは間違いない。問題は、間男が一番目に昇格して、僕が二番目に好きな男にランク下げされたらどうなるのだ?


 わからない。なにしろ実例がないから判断ができない。


 だ、ダメだ。想像したらおかしくなってしまいそうだ!


 嫌だ。フィリエルは僕のものだ。僕はフィリエルにとっての一番が良い。二番なんて絶対に嫌だ。


 …くぅ。


 と、とにかく今はフィリエルを信じよう。僕にできることはそれしかない。


 そして三人目。ローゼンシアだ。


 ローゼンシアは…フィリエル以上に危険だ。


 彼女は僕を愛している。それは間違いない。僕も彼女を愛している。それも間違いない。


 問題は…僕がやり過ぎてしまったせいか、彼女は今、セックスに興味を抱いてしまった。それも僕以外の男とすることに興味を抱いている。


 なにより、彼女はシルフィアやフィリエルと違って、これといった目的がない。今の彼女はただ、幸せという漠然とした未来を追い求めているに過ぎない。


 もちろん、彼女の故郷をぶっ壊すという約束は果たすつもりだ。しかし、それが無くなったら…どうする?


 これといった明確な目的が消えた時、彼女はただ、今までの人生を取り戻すように快楽を追及するようになるだろう。


 現にここに来て以来、まるで10代の楽しみを取り戻すかのような勢いで美味しい食事を食べまくっている。


 ローゼンシアは…飄々とした性格に見えて、意外と嫉妬深い。


 自分が苦労して、なぜ他の女は苦労していないのか、そんな周囲との比較が彼女を追い詰めている気がする。


 彼女は、自分が持っていないものを欲しがるところがあるのかもな。


 ローゼンシアは、なんだかシルフィアに嫉妬しているように見えた。


 もちろん、シルフィアにはシルフィアの過去があり、シルフィアにも辛い経験があることはわかっているのだろう。


 ただ羨ましいのだ。嫉妬が彼女を狂わせている、そんな気がする。


 そして、これは非常にまずい。


 本来であれば止めるべきだ。


 しかし僕は言ってしまった。


 無理強いはしない、と。


 どんなことがあっても、本人の意思を尊重する、と。


 それはつまり、間男とエッチしたいなあというローゼンシアの意思も尊重するということだ。


 まさかこんな事になるだなんて。思ってもみなかった。


 だって思わないじゃん。まさか彼氏がいるのに他の男とエッチしたいなんて思う女がいるだなんて思わないじゃん。


 まあそれもこれも、この異常すぎる状況が招いてしまったんだけどね。


 だ、大丈夫、だよね?


 堕ちたり、しないよね?


 不安すぎる。


 だ、大丈夫だよ。だって僕、最近は上手くなってるもん。僕だってエッチの技術、向上してるもん!


 ちょっとエロスが得意な間男が登場したぐらいで、ローゼンシア、堕ちたりしないよね?


 胸がざわめく。心が痛い。心臓が破裂しそうだ。


 もし、取られたらどうするんだ?


 こっちが必死に魔族と戦っている時。彼女たちは他の男に抱かれ、快楽に堕ち、僕ではなく間男を選ぶようになったら、どうするんだ?


 その想像が僕を苦しめる。追い詰める。


 胃が重い。ずっしりと何かがのしかかるようなプレッシャーだ。


 嫌だ。嫌に決まっている。だがやらないといけない。なぜなら魔族を滅ぼせる力を持っているのは、僕だけなのだから。


「――ん…リューク、まだ起きてるの?」


「ああ、ごめん。起こしちゃったかな」


 僕がモンモンとベッドの上で悩んでいると、シルフィアがむくりと起き上がる。するとシーツが落ちて、彼女の形の良い乳房が月光の青い光に照らされた。


 僕はそんな彼女の傍に寄ると、シーツをたくし上げてシルフィアの体を隠すように抱きしめて一緒にベッドに横になる。


「さ、もう遅い。一緒に寝よ」


「ん…ありがと。…ねえリューク」


「なにかな?」


「うーん、あのね。最近思ってたんだけど、なんかリュークのアレ、大きく…ううん。なんか逞しくなってない?」


「そう?…成長期かな?」


 僕もそれにはなんとなく気付いていたのだが、あえて気づいてない振りをした。


「それは無いでしょ。ただね、初めて抱かれた時と比べるとね、なんか変化してる気がするの」


 え、そうなの?


 うーん。シルフィアとは昔からの仲だし、なにより初めての相手だ。そんな彼女が言うってことは、本当に何か異変が起きているのかもな。


 かといって相談できる相手もいないのだが…しかし、一体僕の…まさか!


 僕は思い出す。加護の能力を。


 この加護は、最愛の女性が抱かれる時、あらゆる敵を滅ぼせる力を持つ、暴力の化身のような力だ。


 そのあらゆる敵の中には、まさか…間男も含まれているのか?


 魔王だけじゃない。どんな優れた性技を持つ間男が相手であっても打ち倒せる力があるとでも言うのか?


 …そんなわけないか。ちょっと冗談が過ぎたな。だが…


「確かに気になるね。今度、知り合いの魔術師にでも聞いてみるよ」


「うん、そうだね。…それで、どうする?」


 ――続き、する💓?とシルフィアが挑発してきたので、僕はさっきまでの悩みを晴らすようにシルフィアを抱き寄せた。


「あ💓」


 彼女の体はすべて知り尽くしている今の僕ならば、彼女が望むあらゆる快楽を与えられる自信があった。


「リューク💓」


「シルフィア…必ず幸せにする」


 彼女にキスをして言葉を塞ぎ、優しくその体を抱く。汗でしっとりと濡れるシルフィアの肌の感触を楽しみつつ、どこを触ればシルフィアに喜んでもらえるのか、彼女の反応もちゃんとチェックする。


 嫌がるようなことは決してせず、習得した妙技をシルフィアの体でたっぷりと試し、彼女に喜んでもらえるように全力を尽くした。


 感じやすい箇所はあえて避け、徐々に気持ち良くなれるようにシルフィアの体を開発していく。やがてそんなじれったい僕の責めにシルフィアはだんだんと感度を増していき、やがては好色な顔をするようになった。


 たっぷりと時間をかけ、愛撫し、愛を耳元で囁き、彼女に快楽を与える…そんな努力の甲斐もあってか、シルフィアにはすごく喜んでもらえた。


 シルフィアは僕の女だ。必ず幸せにする。


 そんな彼女も、次の戦場で再び間男に抱かれる。


「💓…すごい…リューク、好きだよ」


「ああ、僕も好きだよ、シルフィア」


 こんなにも愛し合っているのに。いや、愛し合っているからこそ、彼女は抱かれるのだ。


 そして次の日の朝。


 演習場に集められた軍人たちを前に、総司令官の言葉が大気に響く。


「――これより三日後にミルアドへ侵攻する。薄汚れた魔族どもよりかの地を取り戻すのぞ!諸君の奮戦に期待する。魔族を殲滅するのだ!」


 その声に兵士たちの顔が険しくなり、そして


「「うおおおおおおお!」」


 一斉に声が上がる。


 準備は整った。進軍が始まる。

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