21.理由

もう少しだけ


夢に近づく為に


進学を決めた


父親は『行くべきだ』と言ってくれた


母親はかなり渋ったが


最終的には許してくれた


小学生だった頃から


バスケしか取り柄が無かった


仲間にも恵まれたと思う


あの夢のような舞台に


一度立てた事で


気持ちは決まった


両親にはまだまだ


迷惑かけるけど


もう少しだけ


もう少しだけ


夢を追いかけさせて欲しい


たとえダメだったとしても


後悔はしないから


もう少しだけ


あの場所に


近づきたい…

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