②輝夜さん…物理的にも重いです(プロットコンテスト用)

鶴宮 諭弦

第1話 プロット

◯参考作品

 特になし



◯世界観


現代の学園ラブコメ。一部転生要素というファンタジー要素がある

・転生要素はヒロインに含まれており、メインヒロインが前世の魂を持っている二 重人格設定(ただしヒロインに魂の自覚はなし)

・表ヒロインと裏ヒロインが存在する。

・主人公は表ヒロインに徐々に依存するようになり、裏ヒロインは最初から主人公に完全に依存している。そして、表ヒロインも裏ヒロインの影響で徐々に主人公に依存関係を持つようになる。




◯主要キャラクター


ビジュアル・性格・セリフイメージ等

主人公

藤原直谷ふじわらなおや

・ビジュアル

 平凡なショートカット

 昔、とあるスポーツをしていた影響で多少茶色掛かった黒髪

 体型は男子平均より少し低い160cm後半。昔運動をしたため、多少は筋肉はある。


・性格

 基本的に善人。けれど、必要とあれば嘘は普通につく。

 オタク気質で気になったことは追及したくなるタイプ。

 しかし、面倒ごとだと判断すると、その物事から距離を取りたくなる。

 コミュニケーション能力は低い。長年田舎で育ったせいで距離感の取り方を間違えてしまうときがある。

 仲の良い友人にはとことこ心を開くが、初対面の人には少し間を空ける。


・セリフイメージ

 「僕は、彼女を気にしたくない……けど、どうしても頭の片隅から離れないんだ」

 「記憶がその人の人格を形成するなら、後から与えられた記憶はその人をどんな風に変えるんだろう?」

 「場所だけ変えさせて」

 「将棋部の部室でよければ来る?」

 

・その他

 ヒロインのことを最初は避けていたが、徐々にヒロインに対して好意を持ち、その熱は依存状態ともいえるレベルになっていく。

 将棋部と文化研究部ぶんかけんきゅうぶに所属


メインヒロイン

奈代輝夜なよかぐや

・ビジュアル

 腰まで掛かりそうな真っ黒な髪を持つ。

 スタイルは胸は大きくないがくびれが良いため、スレンダーというイメージ

 顔は大和撫子という言葉が似あう端麗な顔立ち。瞳は黒。

 雅な雰囲気を持つ。

 身長は150cm中間。

 

・性格

 基本的にクールで人当たりは良い(初期の主人公には諸事情で少し淡泊)

 頭痛持ち(裏ヒロインの影響)

 気になったことがあっても、深くは考えすぎない。

 主人公と違い、初対面の人でも人当たりは良いが、特に気を許した人間にはとことこ心を開く。

 コミュニケーション能力は高い。

 手に入れたいと思ったものは、手段を選ばないことがある。

 謝る場面ではしっかり謝る。


・セリフイメージ

 「い、いえ。藤原さんが嫌という訳ではないのだけど」

 「本当に大丈夫だから、気にしなくていいから」

 「私は……できることなら、誰とも波風を立てたくない」

 

・その他

 記憶が徐々に裏ヒロインの記憶に侵されて行き、謎の記憶に葛藤する。

 主人公の近くにいると裏ヒロインが出てこようする影響で頭痛が起こる。


裏ヒロイン

かぐや姫

・ビジュアル

 奈代と同じ肉体につき、同じ。

 

・性格

 基本的に主人公のことしか見えておらず、主人公から愛をもらうために一心不乱に行動する。

 情熱的。ヤンデレ気味

 大体暴走している。

 意外と知略は高く、主人公を独り占めしようと画策する。


・セリフイメージ

 「うへへ。待って下さいな、別に昔のように無理難題を押し付ける訳ではありませんから」

 「覚えてないのですか? わたくしのことを」

 「わたくし、後悔していました」

 「一度死んで、再びあの方と出会えば良い」

 

・その他

 過去に求愛してきた藤原家の人間が主人公であると思っている。

 もう一度、愛を貰うために転生をする。


教師

大伴美珠羽おおともみずは

・ビジュアル

 髪型はゆるふわの茶髪ちゃぱつでセミロングのボブ。

 身長は女性にしては大きめな165cm

 豊満ほうまんむねを持ちながらも腰回りのバランスが良く、太っているというイメージも全くなく、グラビアのような体型をしている。

 目もでよくおだやかな表情


・性格

 とにかく面倒を嫌う

 けれど、生徒のことはしっかりと見ており、一度手を貸した人間には最後まで手を貸す義理人情がある。


セリフイメージ

「ここに置いてあるプリントの整理を頼みたいの」

「私からは何かを聞き出したりしない。けど、悩みがあるなら言ってね」




◯物語構成


文庫ラノベ1巻で全7章想定。


1巻当たり11万から14万字ほどを書こうと考えている。(長くなっても16万字)


1章 

 主人公の周辺情報や世界観の開示を行いつつ、ヒロインから何故か自分が避けれていることが気になった主人公が独自にヒロインの情報を集め始める。

 

2章 

 ヒロインと主人公が教師からの頼まれごとで一緒に作業することになる。その過程で主人公がヒロインを問い詰めるが結局逃げられてしまい、作業を一人ですることになり途方に暮れる。

 そして、作業が終わった主人公の下に再び奈代が現れるが、様子がおかしく、唐突主人公に襲い掛かる。

 この時、裏ヒロインであるかぐや姫と出会い、そしてヒロインである奈代が抱える頭痛の原因を知ることとなる主人公。

 主人公は自分と主人公は魂から愛し合っているという訳の分からないことを宣い、あまりにも狂人状態のかぐや姫に恐れをなして、必死の抵抗の甲斐もあり、何とか逃げ出す。


3章

 主人公はかぐや姫と出くわすことに忌避するが、ヒロインと和解する。

 また、ヒロインの頭痛の原因を突き止めるという目標で同盟を組む。(なお、この時点でヒロインの頭痛の原因を主人公は知っている)

 更に、ここで秘密の共有をすることで徐々にヒロインが主人公に依存気味になっていく。


4章

 頭痛が起こる際に謎の記憶が流れ込んでくるというヒロインの言葉を元に、それが何か突き止める過程でヒロインとデートする。

 デートのする中で奈代の家庭事情やおい立ちなどを知っていくことになる主人公。

 そして、二人楽しくデートをしているときに、再び頭痛が起こる。


5章

 徐々に裏ヒロインであるかぐや姫の感情がヒロインである奈代さんに強く影響するようになり、謎の記憶と感情に戸惑うようになる。

 そして、人格が上書きされるような感覚に陥るようになった奈代がパニック状態になる。

 主人公は記憶の混濁が始まるヒロインの状況をどうにかしようと画策する。


6章

 失われる奈代の人格と消さないために、かぐや姫と相対する。

 そして、かぐや姫からとある条件を差し出されるようになり、それを満たすのであれば溢れんばかりの愛を自重するということになり、奈代の記憶との混濁は収まる。

 記憶の混濁と人格が失われる危機は去ったが、主人公はあえて奈代にかぐや姫のことは伏せる。

 しかし、この1件で解決に尽力した主人公に対して少々依存気味な状態へと発展する。


7章

 少々依存気味になったヒロインである奈代と穏やかな学校生活を送りつつも根本的な解決を行っているしていないことを気がかりに思う主人公。

 しかし、表面上は何事もなく再びかぐや姫が表に顔を出してとある相談を行ってくる。

 ここで話は終わり、2巻へと続く。

 

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