残念どもを誰もがうらやむカノジョにします

さわい おくる

プロローグ

「雅人くん私をあなたのカノジョにしてください。」

誰もが振り返ってしまうほど美しい先輩。

「雅人私と付き合わないと殺す。」

そんな怖いことを言っても許してしまうほどかわいい同級生。

「雅人先輩ずっと私と居てください」

満面の笑みを浮かべて、好意を伝えてきてくれる後輩。

「……好き。」

もじもじして、守ってあげたいと思ってしまう後輩。

そんな俺に好意を寄せてくる4人の少女たちには共通点がある。それはどうしょうもなく残念美少女達であるということだ。

男冥利に尽きる可愛い女の子達(見た目だけ)の告白を背に受けながら俺は必死に彼女たちがいる逆方向に逃げを決め込んでいたのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る