高二に入ってから約二か月 合唱団編
暗闇の中をもがくように笑
そんな合唱団生活だった去年ですが、今年は段々と自分を持ってきました笑
才能のある子に真っ向勝負しても勝てませんけど、ほかのところも総合すれば
勝負できます笑 もちろん、才能のある子ばかりに負けるのもよくないですけど。
私には私自身が誰よりも頑張ってきたという自負心と、経験や信頼がついていると。
今年になってから、そんなことを感じることが多かったです。
一列目の端っこの位置。私の合唱団生活のほとんどがこの場所で、
ステージに最初に入場したり、最後に退場したり、端っこは仕事が多いんです笑
特に一番大変なのが、先生の指揮がほとんど見えない、見たいときは首を曲げて、
空気の本来通るべき場所を自分でふさぎながら歌わないといけないことなんです。
これこそ、経験した人間しか知らない苦労なんですけど、
ある時先生が、私に向かって、
いつもごめんね、でも。
一番信頼している人にしか端っこは任せられないから。変えられないの。と。
まるで当たり前だよ?とでもいうように先生が言ってくださったあの瞬間。
やっぱり無駄だったことは一つもないと。改めて感じました笑
それからようやく好敵手のWMと一緒ではあったんですが、ソロパートを
貰うことができました。九年目にして初めて、目に見える形で認められた気がしました。ずっと夢に見ていた自分に胸を張れると思いました笑
みんなの前に出て、合唱団の顔として歌ってお辞儀をする。
あの小さなホールの中でも私はこの瞬間を忘れられないだろうなと思いました。
そのあと自分で映像を見直したんですが、
自分でもびっくりするぐらい楽しそうでした笑
オペラの演技でも、自分ができることを何度も考えて演技しました。
先生にさすが。と小さい言葉ではありましたが言われたとき、
悔しくて、泣きながら練習した小さい頃の自分に、
無駄じゃないよって言ってあげたくなりました。
今目の前で結果が見えなくても、体に染みついた努力の記憶は役に立つよって。
今は最高に合唱が楽しいです!!
でもここで甘んじることはできないので、もっともっと大きくなりたいです!!
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