ゴッド・セユードシドニア・シネンシズ・リバー

 イーストシティより南、サウザンドリーフから西に位置する小川と平原の領地。

 ただこの名前は、元々空き地だった土地をとある富豪が購入した場所で、そのまま人名が付けられている。


 富豪の名前は『ゴッド・セユード・シネンシズ』

 彼は、帝国のイーストシティにあるリーヴルディア大帝国中央騎士団の最高責任者であり、同時に帝国軍騎士団長と、総指揮者という肩書きを持つ。

 よってただの金持ちではなく、帝国の王の下に就く者で、帝国をここまで大きな国へと導いた人格者でもある。


 しかしそんな彼が何故イーストシティを離れてド田舎で暮らしているのかと言うと、個人の判断で"責務を全う"したからだという。

 勿論、他国との戦争や国際問題が有れば第一に駆け付けることを約束しているが、戦いの指揮といい、大軍の管理といい、組織の責任という肩書きと仕事にとのこと。


 そうして彼は現在、帝国から新たに選出されたとある若い人間を養子に迎え、その彼に組織の責任だけ託している。

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