第87話 そもそも何故月比呂うさ子なの…
改めて自己紹介いたします。月比呂うさ子と申します。
もう随分、かれこれ25年くらい前、私は、中央線多治見の駅上でうさぎ屋さんをしていました。昔話くらいうんと昔の話。誰も覚えちゃいないだろうな〜
子供たちが中学、高校くらいの頃…
ぬいぐるみや陶器の置物、絵や、匂い袋、袋物、何でもうさぎに特化した商品を自分で開発して作ってお店に並べていました。若い頃、懇意にしていた小物作家の先生にもお願いして商品も沢山用意してもらいました。可愛い作品が多かったです。
その頃から、今も、ずっと猫の人気は凄くて、猫のほうが良いんじゃない。と私自信も思ったしそういう店も多かった。でもその世間の声に逆らって『うさぎで勝負しよう!』と一大決心してうさぎ屋さんを初めたわけです。
当時から児童文学は書いていましたし、ケーキを作ったり、絵を描いたり、趣味はたくさんあってそれを形にしたお店でした。
と言うのも多治見の駅は2階から線路を超えて裏の道に抜ける自由通路が有って、私の店の奥に和食のお店。その手前にスペースがあるのに使われていない場所が有った。何をやっても売れない。と言う話でシャッターが降りていたけど、割りと目立つ場所でシャッターが降りているのが気になりました。開けるだけ開けたい。そこでじゃあお店やります。と立候補してやらせてもらっていました。お店の名前は『オリジナルラビット』だったような、違ったような…
そんなわけで当時、うさぎに特化したお店運営をしていた理由から、私の当時のペンネームはこの名前だったわけです。
小説を書くペンネームは『岩田わくも』児童文学を2冊出版しています。もうお店にもアマゾンにも並んでいませんが『魔法の森』(2005)『森の向こうに』(2012)があります。本屋にはすでに並んではいませんが、家には山程あります(笑)のでご希望があればお知らせいただければお届けいたします。
大好きが詰まった本で挿絵も自分で書かせてもらいました。実はもう少しお金に余裕ができたらもっと出版したいとその後も書き続けていたわけですが…
出版すると、売れなかった本が戻ってくる。これ想定外…これ厳しい現実…
かなりな量で、寝室のベットの下に積まれた箱の数が凄まじく、心がくじけて出版はもう良いや!となったわけです。現代は色んな形で発表する場所があって、本当に有り難いです。
埋もれて誰にも読んでもらえない小説に声をかけていただけるのが有り難いです。ようやく小説で人と繋がれた気がしています。
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