第2話 異変 side鏡花

敦(in鏡花)「私は…」


遡ること3分前…

「んん〜良く寝た〜っ、て、え?」


まず私が違和感を感じたのは視線。

明らかに私がいつも見てる視線では無い。

そう考え私は何が起こってるのか確かめに立ってみた。

敦(in鏡花)「…え?」


明らかに私の視線では無い。

そうして置き手紙があった。


『鏡花ちゃんへ、

私は今から太宰さんに用事があるからいません。敦より』


その手紙には違和感があった。

確かに太宰さんに用事があるのは私にも分かるかもしれないが、彼は自分の事を僕と呼ぶはず。


そうしてタンスを見た。

サスペンダー、ベルト、ワイシャツ、ネクタイ、ズボンが入ってた。

そうして私は嫌な予感がして急いで鏡を見た。


敦(in鏡花)「…嘘」

鏡には私ではなく敦くんが写ってた。

これは夢だと思った。


敦(in鏡花)「…ごめん敦くん。」

そうして私は頬を叩いた。

でも目の前に写っている敦くんも同じ動きをした。


敦(in鏡花)「あ…ああ」


夢では無い。

敦(in鏡花)「うわぁぁぁあなんで私敦くんに!?」


そして現在に至る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る