フットボールの戯言 その7 対ドイツ戦について

https://kakuyomu.jp/users/t-aizawa1971/news/16817330663511305627


 皆さん、お久しブリーフ、相沢です。


 本編の方は只今、全編修正中の為、更新が滞っておりますが、作業に関しては毎日のようにガッツリやっておりますので、今しばらくお待ちください。


 ところで、ドイツ戦ですよ、ドイツ戦。


 観ました?皆さん。


 日本しゅごーいぃぃぃ!!


 日曜日の早朝(土曜日の深夜?)からテンションクライマックスでドーパミンがドックドクです。


 おかげで昨日、あの後二度寝しましたが、全然調子が上がらず、一日経ってようやく脳みそが動き始めました。


 伊東君すごかったなー。


 上田君おめでとう!!


 冨安君すごいねー。


 三笘君もキレキレだったねー。


 そして、久保キュン、久保キュン、しゅごーい。


 ゴール決めるよりも、あのアシストの方がすごかったよーー。


 相手にしてみたら、あの方がよっぽどメンタルやられるよー。


 そして、その直後のプレーでナイスセンターリング。


 あのクロスはWOWOWで俊さんからレクチャー受けたお陰かなー。


「僕のキック、曲がるんですけれど、うまく落ちないんですよねー」といってたのに、ドイツのDF越したあとに、絶妙にカーブがかかって、碧君の頭にドンピシャだったねー。


 そんな感じでホルホルしながら、海外の反応やらセルジオさんのコメントやら旧ツイッターのXやらを読み漁りながら、去年のW杯スペイン戦以来の快適な睡眠をむさぼったのです。


 あーよく寝れた。


 そして目が覚めた後、再び、自己肯定感をモリモリに満たすために日本代表の試合を見直しました。


 同時進行でipadでレオザフットボールの同時配信動画を開きながら。うん、完璧だね♪


 そんなかんじで、見直したドイツ戦でしたが、すぐにいろいろなことに気付いてしまいました。



 ……あの左サイドのザルは誰?


 その選手の名前はニコ・シュロッターベック君、22歳、ドイツの新鋭でドルトムントのDF、主にCB。



 菅原君と伊東君にことごとく競り負けた、ドイツの大戦犯の一人です。


 うん、ちょっと酷すぎだよね。そもそも、もうちょいまともなSBつけて右サイドにしっかりと鍵かけたら、前半開始早々の失点はなかったんじゃないかな?


 そして、ズーレとリュディガーのCBの連係が酷すぎでしょ…………


 リュディガーはともかくとして、ズーレの体の重さは酷すぎでしょ。


 そして、そんなリュディガーとズーレにビルドアップをさせるハンジ・フリック(何ですかそれ)監督。


 うーん、そりゃ、直近で1分け4敗する訳だー。


 なんとなくですけれど、日本の快勝の原因が色々見えてきました。


 というか、昨日の早朝の段階でセルジオおじいちゃんの記事が上がってたのですが、その時点で、ドイツの左サイドが穴だという情報が流れてたのですね。


 あたくし、全然知りませんでしたわ。お恥ずかしい。


 そんな感じで右サイドをズタボロに引き裂いての前半2得点。


 もうちょい、伊東君や菅原君の情報を事前に仕入れてたら、あんな簡単には失点しなかったんじゃないですか?ハンジ・フリック(何ですかそれ)前監督。


 少なくとも、直近のW杯で負けた相手なんですからもう少し日本に敬意を持っても良かったのではないでしょうか?


 もっとも三笘君に関しては、最大限の敬意を払ってくれたのか、キミッヒ選手と9番の選手のダブルチームで対応してくれましたが……それでも何度か決定的に崩されてましたよね。


 そして、その分薄くなった右サイドでズタボロにされてしまったドイツさん。


 こういうのもアレなんですけれど、今の日本だったら5バックで挑んでくれてもよかったんじゃないですか?


 そしてドイツの攻撃はというと、右サイドのザネ選手。


 ドイツは前半、左サイドにオーバーロード(高負荷)をかけて、アイソレーションでザネ選手の突破から決定的なチャンスを何度も演出してました。


 オーバーロードとアイソレーション、知ったばっかの言葉なので早速使わせてもらいました。(ドヤ


 この使い方であってんだよね。


 つまり、左サイドに選手を集めて(オーバーロード)、右サイドでザネ選手を孤立させて、1対1に持ち込む(アイソレーション)という作戦。(最初からこういえよ)


 結構ピンチだった日本代表。


 チャンスも多かったですけれど、その分ピンチもそれなりにありました。


 そしてそこを冨安君の個人の能力で防いでました。


 冨安きゅん、しゅごーいぃぃぃ。


 そしてそんなには目立ちませんでしたが鎌田君が絶妙のポジショニングで日本の攻撃と守備のタクトを振ってました。


 そんな感じで、結構ガッツリと殴り合いをした我が日本。


 さて後半はどうなるかと思ったら、W杯と同じように5バックに可変。


 ただし、W杯の時は、ドイツの攻撃を止めきれずに5バックしたのに対し、今回は2-1で勝ち切るための5バック。


 リアルタイムの時は、うーん、森保監督、今のドイツなら殴り合いを演じてもよかったかもー……なんて思ったりもしましたが、よくよく見なおしてみると、確かにドイツにボールを持たれてましたが、決定的なチャンスをほとんど与えてませんでしたね。


 森保監督のサンフレッチェ時代の得意技、後半塩漬けが発動されました。


 作業のようにドイツの攻撃を淡々と跳ね返す日本代表。


 前半躍動していたザネ選手を完璧に消しちゃった。すげー。


 そして、左サイドのニャブリ選手は前半から消えまくり。


 中央のギュンドアン選手も大した活躍を見せないままどんどんと時間だけが過ぎていったところで、ジャガー浅野と久保キュンの投入。


 えっぐ、森保采配、えっぐ。


 しかも後半のパワープレイ対策として谷口選手を入れて盤石の3CB。


 あらためて見返してみると、実際ほどんどドイツにチャンスを与えてなかったんじゃないでしょうか?


 ただ、こうしてみてみると、やはり、大迫選手のハイボールに対するプレーがかなり不安定。


 なのにドイツはポゼッションと前半得点したような華麗な崩しに固執してなかなか日本のゴール前にはボールを入れない。


 18年のW杯のベルギーみたく、後半、徹底的にGKとDFラインの間にボールを放り込めば、展開はかなり変わってたような気がしないでもないのですが……どうなんでしょ?


 そもそも4-1の大勝といっても、実際は89分まで2-1でしたからねー。


 危なかったって言えば、危なかった。


 綺世君、2回あったGKとの1対1、1回くらいは決めとこうよ。


 ジャガー君、今日ノリノリだった純也君がどフリーだったんだからパス出そうよ。


 あれがあったら、もう少し、楽な展開で試合を運べたと思うのよね。


 4-1で大勝のイメージがあるけれど、よくよく見返してみたら、89分まで2-1の試合だからね。


 あれだけドイツがやらかした上に作戦面で後手を踏んでくれていたのに。


 そう考えると、ドイツが後半腹をくくってゴール前に放り込んでいらどうなっていたか全くわからなかったですね。


 そもそも、ドイツのCBのズーレ選手もリュディガー選手もハイボールやゴリゴリ系のFWには強いですけれど、日本のFWの様な速くてアジリティーのある選手は苦手でしょ。特にズーレさんは……


 ドイツ国内にも、日本の攻撃陣のような選手を得意とするDFもそれなりにいると思うんですけれど……そんな感じで対日本戦用と完璧に割り切って対応を取られたら、ドイツの選手層の厚さだったら、昨日の試合どう転んでいるかは全く分からなかったと相沢は思うんですよ。


 まあ、それが出来なかったから、フリック監督は、前監督になってしまったわけなんですけれどね。


 少なくとも昨日の1戦だけで、日本とドイツの実力差がひっくり返ったなんて夢夢思わないよう、自戒していきたいと思います。


 それでも、気持ちよかったけれどねー。ウハハハハ


 こうやって同じ試合でも、結果が分かった上で見返すといろいろと見えてくるところがあるのがサッカーの楽しいところです。


 ところで、久保キュンはしゅごいと思います。


 まあ、出てきてそうそう、ボール奪われてピンチに陥ったこと以外は……だけれど。


 掲示板を見ると、久保きゅんと、純也君のレギュラー争いについて皆さん楽しく白熱の論議をされてらっしゃいますので、ここで私の持論も一つ。


 もともと、昨日の伊東君も、後ろに久保キュンが控えていたから、試合開始早々からフルスロットルでプレーできたんだと思うのよね。


 そう考えると、日本の右サイドに伊東君と久保君がいるってのは他の国に対して相当のアドバンテージになると思うのですよ。


 ドイツみたいに前半から攻めて来るようなチームだったら伊東君。


 逆にアジアの国みたいに前半からゴール前にブロック敷いて来るような国だったら、久保きゅんスタートで、久保君の崩しを見てみたいなーと思うのが相沢の意見です。


 ちなみにこの後の久保きゅんのスケジュールはというと、来週の日曜日にはクラブでレアル戦、そして水曜日にはCLのインテル戦だからもう、試合に出なくていいよ。


 万全の体調でクラブの試合に臨んでもらいたいからね。


 それでも試合に出るってんなら、今回みたいに後半75分くらいから出て来て、サクっと1G1Aくらいを決めてもらえればいいと思います。


 あと、冨安君はスゲーとおもったんだけれど、プレーが激しすぎてドッキドキだよ。


 ザネを止めたあのスライディングなんかめちゃくちゃすごかったんだけれど、ハム(腿裏)を怪我したときのことを思い出しちゃったよ。


 そんなわけで、トルコ戦はどうぞ、お休みください。試したい選手も結構いますので。はい。




 でっ!さて、トルコ戦の展望はというと、トルコは攻めて来るのか、それとも最初から引いて守って来るのか?


 私の個人的な考えはというと……ドイツさん、よかったら、火曜日のフランス戦、うちの相手のトルコさんと交換しませんか?



 PS、中島翔哉選手……せっかく国内でプレーが見れると思ったら……なにとぞ、なにとぞ、怪我が軽症でありますように、そして、もう一度、中島選手の日本代表の姿を観たいなー。

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