感情の欠落。

感情の欠落。

 好き。

 という言葉に、特別な意味はない。

 私の場合は。


 誰かを好きになる感情がわからない。

 そんな私だから、好きで仕方なくてどうしようもなくて…という感覚があるんだろうなという想像で書く。正直、未だにそんな気持ちはよくわからない。

 だから、定期的に小説も書きたくなくなる。

 何で書いているのか問われたら、暇だから。目の前にあったのが紙とペンだから書いている。今はPCだけど…。

 暇なので、昔は漫画も描いていた。絵の表情筋が豊かではないので、描くことは早々に諦めた。

 再び書こうと思うきっかけは、再び暇になるから。

 後は、誰かを好きになる気持ちが知りたい。再び誰かを傷付けたくない。もう同じ過ちは犯したくない。

 過去付き合った彼には今となっては申し訳ないが、好きという感覚がどういうものか知りたかっただけという短絡的な考えに、私も代償を得た。

 心身共に。

 それをきっかけに改心した。ワケもない。

 なかなかヒトって変われない。

 ただ、もう他人を振り回すのはやめようと決心した。


 そんな私も恋はする。

 ドキッとしたり、ワクワクしたり感情が忙しくなる時もある。

 執筆において必要に応じてそんな感情を体験したいから、恋をする。(但し、イケメンに限る)

 全ては、執筆の為に動いていると言っていいような私に、「好き」は見つかるのだろうか…。

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感情の欠落。 @tamaki_1130_2020

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