いってきます
最愛の人を失くした私は、ベッドの上で苦しんでいた。
止まらない記憶の映像を、なんとか止めたかった。
「エミリー」
そんな時、どこからともなく聞こえてくる声。
そう、名前はエミリー。
「エミリー」
髪は金色。
「エミリー」
愛する人を失くして苦しんでいるところに、頭に声が流れてくる。
そうか。
名前を呼ぶ正体がわかり、
私はそれに身を委ねることにした。
思い出す過去が、辛すぎるから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます