第33話 「サウジ王への通達」
「サウジ王様!
逆賊ダヴィデの行方が判明しました!」
「奴は何処にいるのだ?」
「ガイアの地です!」
「ガイアの地だと?
ガイアはペリシテ国最大の武勇国
これまで他国からの侵略を幾度も受けたにも関わらず、
決して侵入を許さなかった鉄壁のゲリラ将軍が治めている領地ではないか!ダヴィデは何を血迷っているのだ!勝てる訳がなかろう!」
「そうなのですが、実は、ガイア陣営より
二つの通達が届きました。」
「通達だと?しかも2つだと?
怪しい…何故、そのような物が?
内容は?読み上げよ!」
「一つ目の通達を読み上げます。
ダヴィデ軍はガイアの地に攻め入ろうとしているので、背後から打て!と。サウジ軍はガイア軍と一時的に同盟を結ばれたし!
二つ目は、ダヴィデ軍は、
サウジ王の軍隊を壊滅させるべく、敵将と手を結んでいる!決してガイアの地に近づかないように!
どちらの情報も罠の可能性高く迂闊に動けず、判断に迷っています。サウジ王様どうかご判断を!」
「しばらく傍観せよ!
ダヴィデ軍の動きを注視するのだ!
ダヴィデ軍が我が軍の前に現れたなら、躊躇せず、総攻撃をかけるように!良いな!」
「ハハ!!!」
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