第3話💙𓈒𓏸その日はついにやってきた💙𓈒𓏸
彩奈が御手洗を済まし、家に帰るのを見送ると言ったが、「大丈夫!すぐそこだし!」と言って玄関までとなった。少しなごりおしく、聞けなかったが、また明日聞けばいいそう思い言わなかった。
彩奈との別れが明日だと知らずに...。
*☂︎*̣̩
月曜日の天気は雨で、ジメジメとしていた。だが、パラパラなので、桜は散りそうにない。安心だ。いつもどうりに学校に着くと皆が騒いでいた。「どうしたんだ?」聞くと、「今日、彩奈が病院で死んだらしい。」びっくりした。だって、昨日左で勉強会をしたんだから。まず、彩奈が病院に言ってることさえ知らなかった。
僕は、走った。皆にどこの病院かを聞きその病院へと。
「あやな!」そこには彩奈のお母さんとお父さん、つまりおばさんとおじさんがいた。「彩奈は...?」「ごめんね」その一言だった。そう、本当に彩奈が死んだと知ったのだ。理由を聞くが教えてくれなかった。しかし、毎日書いていたという、日記帳をくれた。「苦しくなったら呼んでね?」そう言われ、僕は彩奈が書いていた日記帳を手に入れた。
そのあとから、僕は学校に行くことが少なくなった。飛び降りや首を絞めるなどの自殺行為も行った。しかし、全て失敗したり、止められたりして、死ぬ事が出来なかった。「あやな、あやな...ぁぁぁ」辛かった。とても会いたくて、向日葵のような、優しい笑顔がみたい。でももう、伝えれない。「好きだよ」と。もう見れない。向日葵のように優しく可愛い笑顔を。
なんで、教えてくれなかったんだ.....?
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