第6話 中国人の自己実現の場
今の中国にとって、月や火星、或いは宇宙という活躍の場しか、彼らの強力な革命(拡大)運動・自己増殖活動を吸収する場はない。
中国人とは、地球上のすべての人間が持つ自己実現や強烈な物や金への欲望なんていうチャチなものではなく、「自分が自分である為の自己認識運動」という彼らのエネルギーとは、もはやごく一般的な人間というものの範疇を超えています。
同じ大国といっても、アメリカやソ連(ロシア)など、せいぜい地球の周りをぐるぐる回るだけで「自己実現」が完成し「自己満足」する程度ですが、中国人の場合、そんなものは前菜の前のアペタイザーに過ぎない。
彼らの「満漢全席」を完成させるには、銀河系など一つのテーブルに過ぎず、太陽を始めとした惑星は、ホイコウローだのチンジャオロースといった一連の料理の一皿でしかないのですから。
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