1-4 Light the Fire Up in My Heart!……の裏
◎エピソードタイトルの元ネタ
ゲームソフト『ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス』で流れる楽曲『Light the Fire Up in the Night』より。
僕はペルソナシリーズに多大な影響を受けているオタクなのですが、『カレママ』ではハッキリと打ち出していきます。作中の特撮ヒーローの「ペルソナイト」という名称にも使われていますね。そして、P3・P4・P5とテーマやムードが共通するようなエピソードも後半に控えており、それらに合わせてペルソナシリーズの楽曲タイトルから引用したエピソードタイトルも複数あります。
このフレーズは「私の心に火が点いた!」みたいな意味合い、仁輔の柔道を中心に熱くなっていく義花や結華梨の心情です。あるいは、仁輔にとっても?
◎エピソードのねらい
まずは結華梨の紹介ですね。義花と可愛くじゃれついて雰囲気を明るくしてくれる――だけの子では、勿論ありません。義花と対照的な華やかな美少女、その内に秘めたアレコレが爆発する後半にご期待ください。強いヒロイン、です。
続いて、仁輔のライバル・千波も登場。彼は出番こそ少ないですが、出てくるシーン全部お気に入りってくらい良い味を出してくれています。
柔道の試合の描写、1-2よりも熱が入っております。ここも大学同期Tくんにアドバイスをもらいました、感謝。
義花→仁輔の感情、直接会話しているときよりも外から応援しているときの方が熱く極まりがちです。彼女が思う仁輔の良さが強調されるのも、こういうシチュ。合唱部の小説を長く書いてきたので「声を上げて勝負を応援する」シーンを書いたことは少なかったのですが、作者のバイブスも高まって楽しいです。
……書いているときに隣で応援してくれる人、いてほしいものですねえ。
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