第18回🐔KACに参加して連載を増やしてしまう

 がははは! 今日も今日とてウォーミングアップの駄文エッセイの時間じゃい!


 先日3/1からKAC2023~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ~というイベントが始まった。


 カクコン前から参入した八軒はあまり知らなかったのだが、古くからいらっしゃる方からKACは地獄だった、あの鬼畜日程はもう二度と……と怨嗟のこもったつぶやきが聞かれる事から、はて、そんなにヤバい代物なのだろうか? と思っていた。


 結論、どういったイベントなのかというと、運営が出すお題にそって、小説を書いて、上位☆獲得者には賞金(リワード)が出るよ。というものらしい。


 へー。面白そうじゃん。イカス。ワロス。


 八軒は、短編ってあまり書いたことない。去年は11題? だったかな。多かったらしいが、今回は全7題らしい。少し緩まったんだね。うむうむ。7つの短編か。書けなくもないか。777文字以上であればいいらしい? ふーん? えっちじゃん。フィーバーじゃん。八軒はパチンコ・スロットしないがね(ギャンブル全部弱い。過去やってた時期はあるから、知らないわけではない)


 という所で、エドガーと、世界が凍りついたらの2作品の更新を抱えているというのに(ついでに、賢いヒロインコンテストも考えている)無謀にもチャレンジングしようというわけ、ひゃうぃごー!


 そして、3/1の12時

 https://kakuyomu.jp/info/entry/7th_KAC20231


 このようなお題が出された。『本屋』だ

 なるほど。小説書きには、おなじみのところだ。

 余談だが、作家志望のワナビのバイト先は、書店というのが鉄板だという。


 八軒の好きな漫画、『怪異と乙女と神隠し』 著ぬじま先生

 でも、28歳むちむちマロ眉ヒロインの菫子さんもワナビで書店勤務だったしな。

 あ、彼女は若い頃に一応デビューしてるからワナビではないか。


 ついでいうと、Twitterで仲良くさせてもらってる方も、デビュー前は書店員であったと聞いた。ふむふ、鉄板なのだね。八軒が20代の頃は、交通整備でライトセイバー振ったり、パチンコ屋で目押ししたり、治験バイトで2週間隔離されて得体のしれない目薬を差されるだけの生活をしていたがね!


 閑話休題


 という事で、お題が出てからうーむと、考えた。

 はて、本屋。本屋なぁ……


 八軒が最初にぴこんと来たのは、八軒を形作る小説遍歴の中で大きなターニングポイントとなった京極夏彦先生の『京極堂シリーズ』である。


 あれに出てくるような、小さな個人書店が良かろう。そこにやってくる主人公。そして変人の店主。今風にすれば女性を出せば画面が華々しい。


 主人公は女子高生か。何の本を読む? やはり妖怪か? 京極堂だもんな。どうせやるなら妖怪ネタはこすりたい。キレが足らんな。もっと変なもんを……


 そうや、FA〇ZAや。えちち同人誌を古書店じみた個人店で漁る女子高生というのは絵が面白い。それなら、妖怪属性は店主に移して……


『えちちな事に興味がある女子高生とそれをにやにや眺める妖怪店主』

 これや! わいは天才や!


 という思考変遷をたどって出来上がったのが、


 KAC20231 お題:本屋

 あやかしぃ本屋『一服堂』の倫さんは今日もぬらりとしている

 https://kakuyomu.jp/works/16817330653858649050


 である。

 京極先生フォロワーとして一度やってみたかった妖怪ネタ。文体はもう京極先生に毒され過ぎて(失礼)長いので親和性が高くすらすら書けた。


 ついでにえちちシーンをがっつり入れた。前にラブコメでやたらと生々しい描写を書いてうほうほしていたのだが、完結させてしまったのでえちち不足だったのだ。なので書いた。とっても楽しかった。


 この作品によって、京極先生の他にも故・水木大先生と、あともう一方(超身近)に謝らなければいけなくなったが、ご本人が気づくまで黙っている所存である。


 で、出した。

 結構好評いただいて嬉しいのである。


 このイベントあれだね。短編書きには嬉しい、自己顕示欲がとても満たされる物書き用のイベントだ。文学サークル的な楽しさがある。みんな、発想が面白い。


 だが気になったことがある。

「そっかぁ、短編というか、ショートショートでいいのか」


 八軒は少数派のようだった。

 ガッツリ、キャラクタと舞台を設定して、短編を書いちゃった。


 確かにこの話、連載もできるくらいには整ってしまった。今すぐにでも第二話書こうと思えばかけてしまう。


 どうやらワンアイデアのショートショートを作る、というのが主流のようだ。


 うーん。なんか短編で終わらせるの勿体無くなって来たぞ。長年の夢だった妖怪もの書くチャンスなんだよなぁ。と思っていたら、いい情報を見つけてしまう。


 今年のKACは短編で無くともよい。つまり連載作にKACタグをつけてもいいのだという。おお、つまり今取った40あまりの☆をそのまま残しつつ、連載にしてしまってもいいのか? それは、許されるのか? へー、そう。ふーん? あっそう。


 八軒は無言で一度完結にしたタグを連載に戻したのである。



 というわけで、不定期更新。えちち成分多め。書籍化なんてとんでもない。八軒がやりたいだけの妖怪百合えっち小説『一服堂』をよろしくお願いします。☆だけつけてくれたかた、フォローしに戻ってくれてもいいんだからね!

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