クレジットカードの不正利用に二回も出くわした件 4)おまけの事件

 カードの不正利用問題が解決し、Mは日常を過ごしていた。そんなとある日。職場に居たMのポケットの中で、スマートフォンが振動した。


 メールの件名にMは驚いた。

<重要>【カード会社の名前】お取引が決済できませんでした。


 お取引など見に覚えがない。というより仕事中に買い物など出来ない。詐欺のメールの可能性が否定できない。差出人のメールアドレスを確認の上、Mは躊躇ためらいなく、取引に覚えがないことを、返答した。


 当然だが、クレジットカードは利用停止になる。今回は不正利用を未然に防ぐことが出来た。今回は、カード会社の「不正利用検知システム」で検知してくれたらしい。素晴らしい。ぜひ頑張ってこれからも、不正利用を検知して欲しい。


 Mのカードの不正利用を防いでくれたメールの末尾にQ and Aが並んでいた。その一つがMの目を捉えた。


Q:不正使用を防止するにはどうしたらいいですか?

解答には、カードの不正利用を防止するために通知サービスが提案されていた。Mは早速手続きをした。


 今、Mは楽しみにしていることがある。新しいカードが届いたら、カードを利用して通知サービスを確認するのだ。


 <完>

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