タイトルなしのテンプレ

!未完成!

コピペOK

そのまま一次創作OK


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場面:家

「起きて起きて!!もう6時!!」

「...うーん...」

「今日は学校だよ。もう早く起きないと私行っちゃうよ?」

「それは困る」

「なら早く起きて!もう知らないよ!」

「はーい...」

そう言って私は起きた。

今日からまた学校続きの一週間が始まる。

まずは二人で寝間着から着替える。

そして姉に作ってもらった朝食を食べながら、スマホを見る。

「今日の天気は晴れか...一日頑張らないとな。」

スマホを置き、何もかけていない白ご飯をのどに流し込む。

半分開いたカーテンの隙間から白い朝日が差し込んでくる。

それが私の手元を明るく照らしている。

うーんと大きい背伸びをして、今度は味噌汁に手を付ける。

「おいしいね。」

「うん。」

今年で社会人二年目になる姉の作る朝ご飯は次第に進化していっている。

最初は失敗ばかりだった鍋でのご飯炊きも次第に焦げが無くなっていった。

「行ってきます!」

「行ってらっしゃい!」

姉が先に家を出ていく。今日は少し遠いところに行くんだと。

扉の閉まる\"ガチャッ\"という音とともに部屋は閑静な雰囲気に包まれる。

「それじゃぁ、行ってくるか。」

私はそうつぶやいて家を出た。

場面:学校

学校ではほとんどを一人で過ごす。

休み時間は大体図書館に行って、一番隅の古びれた本棚のまた古い本を読む。

その繰り返しだ。

最近流行りの恋愛だとかファンタジー系なんだとかなんて全くの興味なし。

自分の読むのはノンフィクションのみ。

昔の出来事を知るといろんな場面で役立つからだ。

...でも機会はそう多くはないけど。

場面:教室

今日も私は二、三冊本を借りて教室に戻った。

私はこの教室でふざけて人を傷つけている、そんな感じが嫌だ。

だから「孤独」でいることが好きだ。

誰からも話しかけられず、自分の人生を謳歌する。

それが「自分」だ。

こんなこと考えると何か小説みたいに感じてくる。

将来は小説家、そうなのかな。そろそろ職業も決めなきゃいけない。

まったく「青春」というものを感じていない気がするのは自分だけかもしれない。

そもそもクラス内の友人の構成なんて知らないし、何がどうなってるかなんて到底理解不可能だから。


場面:廊下

そう思いながら廊下を歩いていた時、それは起きた。

「あぁっ!ごめん!」

廊下の角でプリントを抱えた人とぶつかってしまったのだ。

空にプリントが舞って行く。

私はそれを見上げることしかできなかった。

「ごめんね、大丈夫?」

手を差し伸べられた。

「ほら、つかまって立ってよ。」

言われるがままにつかまり、立ち上がる。

周りにはその人が持っていたと思わしきプリント類が散乱している。

二人でそれを拾う。

「ごめんなさい。少し急いでたもので、さらに助けてもらって...」

謝っておく。

「いいよ、別にこんなこと日常茶飯事だし。」

優しい。

こっちが悪いのに、むこうも謝った。

「それじゃっ」

その人はそういってプリントの束をもって去っていった。



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