強制的に転生させられたおじさんは公爵令嬢(極)として生きていく

鳶丸

人物紹介

人物紹介 ① おじさんと周辺の人物 (387話時点)


注意:ネタバレがありますので、本編を読む前に見るのはおすすめしません。



・リー=アーリーチャー・カラセベド=クェワ


言わずと知れた主人公。

中の人はおじさんである。

女神のうっかりからとんでもないチートをもらった十四歳の超絶美少女。

最近は少しずつ地がでるようになってきた。

好奇心が旺盛で突っ走ってしまう癖がある。

前世の経験もあって、頭のネジが抜けている節がある。

初期プロットの時点ではもう少し聖女よりの性格をしていた。


・ソニア=テオフィラ・カラセベド=クェワ


主人公の妹。

御年四歳。

全力で妹ムーブをする美少女。

おじさんと似ているけど、顔のパーツが全体的に中心に寄っている。

そもそも比較対象が悪すぎるだけで、一流の美少女。

魔法はこれからお勉強をする。


・メルテジオ=ティブルシオ・カラセベド=クェワ


主人公の弟。

御年十歳。

女傑が多い家系の長男は苦労性に育っている。

年齢を考えれば一流以上の才能と実力を持っているが、比較対象が悪すぎて平凡に見えてしまう。

最近は気配を消すことを覚えた。

健全にシスコンである。

姉は大正義なので婚約破棄になったときには、密かにガッツポーズをしていた。


・スラン=ロック・カラセベド=クェワ


主人公の父親。

長身で引き締まった身体を持つイケメンおじさん。

王国内では外務卿として働いている。

現国王の弟だが、カラセベド公爵家の跡取りが夭折したため養子に。

王位継承権で揉めるのが嫌だったので、本人的には渡りに船であった。

妻と子どもたちを溺愛している頼りになる父親。

だが、末っ子の要領の良さを発揮して仕事を押しつける一面も。

基本的に主人公が甘い部分を補う鞭の役割を担う。

実は兄より優秀で、それを見せたくなくてわざと実力を隠していた。


・ヴェロニカ=エルメントラント・カラセベド=クェワ


主人公の母親。

父親とは恋愛結婚をしている。

おじさんの母親だけあって年齢よりも随分と若く見える美魔女である。

魔道具の開発を趣味にしているが、魔法も大好き。

おじさんの好奇心の旺盛さや貪欲な知識欲は母親譲り。

普段は軽いのりだが、実は色々と考えていたりする。

ナチュラルチートの天才。

親も親なら子も子である。

過去に二度ほど王都を燃やそうとしたことがある。

札付きの危険人物。


・セブリル=ゼロス・カラセベド=クェワ


主人公の祖父。

前公爵家の当主にして、現在は領地を治めている。

豪放磊落を絵に描いたような人物。

家族愛が強く、特に孫であるおじさんたちを溺愛している。

本気を出せば強い人。

色々と損な役回りになるのは公爵家男性陣の伝統か。

初期プロット案では隻眼で右足が義足だった。

が、キャラが濃すぎるためボツに。


・ハリエット=エクアルヤ・カラセベド=クェワ


主人公の祖母。

元王族で臣籍降下して公爵家に嫁ぐ。

元祖魔法バカで色々とやらかしている過去がある。

最近では落ちついているが、おじさんが絡むとバカに拍車がかかる。

孫であるおじさんが規格外過ぎて、毎日が楽しくて仕方がない。

必要とあらば大なたを振るうことも厭わない。

実は王太子とおじさんが揉めた時、独立するかと言い出していた。

王国では札付きの危険人物として上層部に知られている。


・アミラ


王都近郊にあるダンジョンのコア。

建国王がダンジョンを攻略した際に契約をしている。

主人公と出会ったことで妹の一人になった。

無口なキャラ設定だったが、意外としゃべる。

意外と調子にのる。

色々と自由な子ではある。

もう少し目立たせたいが、特殊な立ち位置のため色々と画策中。


・アドロス・フッリ


おじさんちの執事長。

おじさんのこだわりから暗器使いになる。

ロマンスグレーの紳士。

侍女長とは夫婦。

息子と孫もいるが、そちらは領地で暮らしているため頻繁には会えなかった。

が、おじさんの転移陣設置によって会えるようになっている。

代々カラセベド公爵家に仕えてきた一族の出身。

色々あって王都での一切を取り仕切っている。


・ミーマイカ・フッリ


おじさんちの侍女長。

名前は初公開だと思う。

アドロスとは仲の良い夫婦。

もともと王族であるおじさんの祖母の側付き。

そのため実は実家が太い。

元祖なんでもできちゃう系の女子。

ただ、おじさんには負ける。

自分たちには男の子しか子や孫がいないので、おじさんや妹に弱い。

とは言え、愛情に差をつけたりはしないデキた人。


・サイラカーヤ・フィスキエ


おじさん側付きの侍女。

名前は恐らく初公開。

タイミングがなくてズルズルとここまできてしまった。

軍務閥下級貴族の娘。

三女で行き場がなく学園を卒業後は冒険者に。

その後、あれこれあっておじさんちで働くことになった。

おじさんが大好きすぎて、結婚をしていない。

そもそも本人に結婚する気がない、というのも大きい。

だが、おじさん的にはそろそろ結婚してもらいたいという思いもある。


・ゴトハルト・インニェストレーム


おじさんちの騎士団で働く護衛騎士の隊長。

人望が厚く、実力も兼ね備えたできる人。

おじさんの父親からの信頼も厚い。

ただしおじさんには弱い。

苦労人な一面もあり、しっかりと下にも配慮できる。


・シクステン


おじさんちの騎士団で働いている。

護衛騎士の副長。

キツネ耳の隠れ獣人。

領地採用で叩き上げの軍人さん。

お調子者の側面が強いが、実は騎士としての実力は抽んでている。

おじさんちの騎士団は地縁・血縁よりも実力優先。

そのため領内からの応募者は多い。

また冒険者を引退した後に騎士になる者も少なくない。


・ヨアンニス


タルタラッカに駐在する公爵家の騎士。

ゴトハルトとは知己。

駐在の騎士として村の自警団を作り、鍛えていた。

このままタルタラッカに骨を埋めようと考えていたのだが、おじさんによって急変。

タルタラッカには騎士団の駐屯地ができてしまう。

現在は駐屯地における幹部として働いている。


・リューベンエルラッハ・ツクマー


王国内では高名な歴史学者。

おじさんの元家庭教師。

本編には名前はでてくるが登場したことはない。


・アルフレッドシュタイン・ツクマー


リューベンエルラッハ・ツクマーの弟。

魔物学の大家として有名。

現在は冒険者ギルドの幹部として働いている。

本編に登場したことはない。


・トリスメギストス


おじさんの使い魔筆頭。

万象の文殿という知性ある神遺物。

女神からおじさんの許へと遣わされた。

初期プロットでは本ではなく、おじいちゃんだった。

作者の思惑を超えて育ってくれたキャラ。


・アンドロメダ


おじさんの使い魔というか装備。

光神ルファルスラの持ち物だった手甲。

トリスメギストスを封印するために使われていた。

が、一緒におじさんの許へ。

これは完全に女神のうっかりミスだったりする。

最近はめっきり出番がないが、使うとチートすぎるという理由があったりなかったり。

名前の由来はあれ。


・アクエリアス


光神ルファルスラの装備。

手甲がなくなったので建国王に下賜された鎧。

その後、建国王からおじさんへ。

図らずも手甲と鎧が揃ってしまった。

女神がどや顔をしたという話もある。

正直、こっちもチート鎧すぎてあまり出番がなかったりする。

設定上、おじさんが身に纏うと無敵。

名前の由来はあれ。


・クリソベリル


おじさんの使い魔。

もふもふが欲しくて契約された精霊獣。

モデルになったのは長靴を履いた猫。

あまり出番がないが、公爵家邸ではしっかり仕事をしている。


・オブシディアン


おじさんの使い魔。

もふもふが欲しくて契約された精霊獣。

モデルになったのは作者の祖母が溺愛していた大型犬。

でかくて、黒い。

あまり出番がないが、公爵家邸ではしっかり仕事をしている。


・バベル


おじさんの使い魔。

正体はパズズ。

ペルセポリス碑文とか本当は使わせたかった。

公家言葉に狩衣姿の使い魔。

使い勝手が良すぎるのが玉に瑕。


・ミタマ


おじさんの使い魔。

もともとは中級精霊だったが、おじさんの魔力を得て神獣にランクアップ。

金毛白面九尾のキツネに。

いわずと知れた大妖怪。

本当はもう少し活躍させる予定だったのだが、長くなるのでカットされた。

不遇の使い魔である。

もふもふ系の使い魔はそうなる呪いでもあるのか。

どこかで使ってやりたい。


・コルネリウス


おじさんが契約したダンジョンコア。

エメラルドグリーンの体表に燃えるような赤色の翼を持つケツアゴワレトル。

理性的で知性的。

ただし切れると、某漫才師のようになる。

おじさんと契約してからは忙しい毎日を送っている。


・タオティエ


おじさんのお友だち。

コルネリウスの守護獣。

天真爛漫にして純粋無垢な大食漢。

タオちゃんだお。

コメントでここまで人気になるとは思っていなかった。

予想外のダークホース。


・エポナ


おじさんの愛馬。

黄金の鬣を持つ白馬。

名前は元ネタの元ネタからということにしておく。

作中でおじさんが馬に乗る機会が少ないため、必然的に出番が減った。

しかし、公爵家ではおじさんにしっかり甘えている。

目下のライバルはパイン・ウィンド。


・パイン・ウィンド


おじさんの愛馬。

擬似的な魔法生物としておじさんが作った。

名前の由来は黒くてでっかい馬。

馬車を引くのに活躍している。

ちなみに2号もいるが、そちらは父親の愛馬になった。


・ユトゥルナ


水精霊(アンダイン)。

タルタラッカ周辺を縄張りにしていた。

おじさんと出会ったことで名前をつけてもらう。

お姉ちゃんになりたい末っ子。

欲望優先で全開で末っ子ムーブをする。

おじさんに叱咤されても変わってなかったり。

現在は聖域の管理人としてこき使われている。


・ミヅハ


水の大精霊。

ユトゥルナが遊ぶせいで派遣された。

おじさんに名前をつけてもらう。

半龍半人の龍人。

武人的な気質が強いが、脳筋と言われると切れる。

おじさんに九頭龍咆哮撃を見せてしまった。


・ヴァーユ


風の大精霊。

おじさんに名前をつけてもらった。

褐色の踊り子風お姉さん。

エルフと仲良し。


・アウローラ


光の大精霊。

天空龍をボコった人。

おじさんに名前をつけてもらうも一悶着あった。

天使のような見た目のお姉さん。

変態大精霊。

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