異世界で最強は無理そうなので陰キャは裏切り者になります。

かなめ

1話 異世界への転生

(あ~。だる。帰りたい。)

高校3年生に上がったばっかりの俺(たくみ)は誰とも話さない。友達がいない。

世間でいう陰キャだった。

「おい、どけよ」

ラグビーをしているこの男(三壁)

(は??ぶつかったのはそっちだろ。教室ではしゃぐなよ)

と思っても言えず

「あ、、ごめん」

謝るしかできない俺は反射的に誤ってしまう。

「チッ」

いつものことだ。

「まあ、そんない言うなって」

そう言ってきたのは隼人だ。こいつは誰にでも優しい。運動、頭は学年1位という

いわゆるチートキャラで生まれてきたやつだ。男女関係なく好かれている。

「隼人君はほんとに優しいよね」周りの女子もキャーキャー言っている。

(はいはい。かっこいい。かっこいい。。)

俺はこいつが嫌いだ。

「まあ、隼人は誰にでも優しいからな~」

と一人の女の子がどや顔している。こいつは「かな」1軍女子だ。。

(おまには関係ないだろ・・)俺はため息をついた。

「大丈夫?」優しく声をかけてきたのは「あやか」2軍女子だ。

おとなし美術部に入っているがかわいく男子からは人気だ。

「ありがとう。。」俺はこの子だけ唯一話せる。

キーンコーンカーンコーン

「はーい、席につけよ~」

眼鏡をかけた小太りな教師が入ってくる。

席に着き出席を取っていく。

「田中 たくみ」

返事をする瞬間

ドンッッッ

「きゃあ!!!なに!!」

たくさんの悲鳴が聞こえる。(天気は晴れてるのに珍しい。。)

などと思っていたら


ドンッッッ


2回目が落ちてきた。

目が開けない。音が多きすげて耳鳴りがする。頭が痛い。

などと何秒かしてようやく目を開けた

「は??」思わず言葉が出た。周りを見渡すと円卓の机、神殿の中にいた。

(いやいや、転生ものの漫画と流行っているけどベタすぎるだろ)

などとお約束な展開だと思ったが内心興奮を抑えれていない自分がいた。

「なになに!!」と周りを歩く生徒もいる


その時声が脳裏に入ってきた

異世界転生者の成功を確認。計20名。

異世界転生者の失敗を確認。計1名。

成功?失敗?ここで疑問に思った。誰が失敗したのか。俺じゃなかった。


「いやーーー!!!!」

女子生徒の声が聞こえた。慌てて振り向くと担任が横たわっている。

関節が外れ目からは血が流れている。思わず目をそらした。

「おい!!説明しろよ!!!」

三壁が叫ぶと再び脳裏に声が響いてきた。


三壁真。あなたのオリジナルスキル シールド


それ以上は帰ってこなかった。

「そんなこと聞いてなぇ!!ここはどこか、なんで一人死んでるのか聞いてるんだよ!!」  三壁は叫ぶが返事はなかった。


異世界転生者計20名。ステータス更新。付与。オリジナルスキル 更新。付与。

成功。異世界転生者20名移動。

その瞬間違う建物にワープした。


「異世界転生者の皆様。お待ちしておりました。あなた方にはこの異世界を

救ってほしく召喚しました。帰る条件はただ1つです。私たちの領土が戦いに勝つことです。現在「ミーシャ」「セントル」で領域を奪い合う戦いをしてます。私たちミーシャが相手の領土セントルを奪うことができたら元の世界に転送します。」


「その戦いで俺らが倒されるかもしれないんだろう?」

隼人が先陣を切って質問する。

「はい。」それ以上の返事がない。

「なら負けたらどーなる」

「相手の領土なので転送することができません。」

「俺たちで勝てる相手なのか?どーやって奪える?」

隼人は冷静に返す。この対応の速さ冷静さはさすがだと言える。

「転生者はオリジナルスキルが付与されてます。一般国民には勝てます。

相手が全滅、もしくは魔法陣の契約によって相手が敗北を認めれば勝てます。

魔法陣の契約は解除不可能で。1度契約すれば一生逆らうことはできません。」

(魔法陣ってことは魔法が存在するのか。。一般国民?どーゆーことだ)

「一般国民がいるってことは相手にも異世界が。。?」

思わず言葉がでた。普段しゃべらない俺にみんなが振り向いた。

「はい。セントルにも転生者の可能性はあります。」

思わず息をのんだ。

「時間はここまでです。地上に転送します。スキルのご確認を。ご無事で」

その瞬間村の教会に飛ばされていた。

・・・・一瞬何があったかわからず静まり返った。

「帰りたい。。嫌だ。。死にたくない。。」

などといった悲鳴が聞こえてくる。

「落ち着け!!まずは状況を整理しよう!!」

隼人からの声にみんなが安心した。

(嫌いだ。。)俺だけが気に食わない顔をしていた。

「そーよ!みんなで頑張ろう!!大丈夫だよ!まずは力を合わせよ?」

かながそういうとみんなの安心した顔が見えた。

「オリジナルスキルみんなはなんなんだよ」

三壁が声を上げて気になってみんな一斉にに確認した。

頭の中でオリジナルスキルと思うと表示が出てきた。


田中たくみ。オリジナルスキル 身体強化


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かなめです。

今日から書きたかった異世界転生シリーズを書きます!

皆さんのコメントによって主人公の選択が変わるといった物語です!

これからお願いします!1





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