No.16 目覚める聖女 始まり編

アベリアは目の前で母が刺される瞬間を見た。

一瞬時が止まったような感覚がした。

なにが起こっているのだろう?


アベリア「おっ…お母さまぁー!」

アベリアは泣いた。


アベリアの前に突然女神のあくみが現れた。

あくみ「大丈夫よ…アベリアならガーベラとアイリスを治せるわ」


アベリア「あなたは?」


あくみ「私はこの世界の女神よアベリア貴女はね、私の意思を人間たちに伝える代理人なのつまり聖女ね」


アベリアはとても容姿があくみに似ている。

まるで女神を鏡に写したように

2人は似ていた。


アベリア「どうやって治せますか?」


あくみ「貴女はまだ幼いからあまり力を出すと体に良くないわ、少しの力を願いに込めて2人を治したいと願いなさい」


アベリア「はい!」


あくみ「オリヴァーによろしくね」

そう言いにっこり笑った。


あくみ「さぁもう時間よ行きなさい」


そういうとアベリアは、もといた場所に戻った。

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