No.9 アベリア  アベリア編

アベリアが生まれた日から3年が経った

アベリアは3歳になった。


屋敷の廊下を走る女の子がいた。

ピンクの髪色に瑠璃色の瞳をしていた。


アベリア「お母さまーお父様はもうお仕事に行ってしまったの?」

ガーベラ「そうよ今日のアベリアはお寝坊さんだからお父様は先に仕事に行かれたのよ」


しょんぼりしているアベリア

ガーベラ「今日は素敵な出会いがあるような気がするわだから元気出して」

にっこり笑う


アベリアの母のガーベラは未来が見える

しかしそれは家族と王族だけの秘密なのだ


ガーベラ「お客様を迎える準備をしてくるわね」


アベリア「素敵な出会いってなんだろう?」


アベリアは父の帰りを楽しみに待っていた。


そこへ馬車がとまる音がした。

アベリアは外を見ると父と男の子が見えた。

急いで出迎えようと走った。


ドアの開く音がした。

父と一緒にいた男の子は深緑の髪にピンクの瞳をしていた。


アベリアは思わず「あなたは、だれ?」そう言った。

父は慌てて「アベリアこちらは、」ハイネが次の言葉を言おうとしたのを遮った


オリヴァー「君がアベリア?僕は、オリヴァーって言うんだよかったら仲良くしてね」

そういうとアベリアの顔が明るくなった。


アベリア「うん!」

アベリアは周りが明るくなるような笑顔を浮かべていた。






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