朔さんのご紹介で読みに伺いました♪
霊視に関わる小説を読んだのは久しぶりでしたが、物語の展開に応じた登場人物の心の動きの描写や盛り込み方が巧みで、それぞれの心の成長が伝わり、読み応えがありました。

特にヤシロさんが課題の徳を達成し、漫画の原稿を完成できたことはほんとうに良かったな〜と思いましたし、悪霊が登場する急展開にも考えさせられる思惟が差し出されていて、エマが救出された時にはホッとしたり…と手に汗握る展開も魅力的でした。

中高生の真剣さが伝わる小説をありがとうございます！

一気に読んでしまいました。
10万字の長さが、とても短く感じます。
長日部くんのお婆様のキャラもくっきり見えてきたし、シリーズ化して欲しいです。
そして、いつか別の作品で、幸せになったイズミくんにも再会したい。

素晴らしい物語を、ありがとうございました。

イズミくん、好きなキャラでした。
志尊淳のイメージで読んでましたけど、新たに『ミステリと言う勿れ』のレン君のイメージも加わったりして（私は勝手に、レン君は闇を抱えている設定で読んでいるのです）。

あと、長日部くんのお婆様、万葉（かずは）さんていうんですか。
小学校の友達と同じ名前。
やっぱり由緒正しいお名前なんでしょうか？

薄暗い部屋に見えた（ような気がした）ヤシロさんの背中が、1話とリンクしていて、さすがの余韻だと思いました。

＞勉強しよう。何かから目をそらすためじゃなく、自分を知るために。
凄く良い言葉！
大学のパンフレットに載せたいくらい！

お父さんのおみくじ、胸がいっぱいになりました。
お賽銭箱の設定は、改稿前の唯一のアキレス腱だと思っていたのですが、改稿後には、これでなければならないと言い切れます。
素晴らしいです。

絶望的な状況なのに、不思議と心強さを感じるのは、亡くなったお父さんという新しい設定が、この物語に素敵に明るく作用しているからでしょうか？

キタ！
ここの、イズミくん（私は勝手に黄泉という字を当ててます）とのシーン、ヒタヒタとジワジワと、足元から悪意が忍び寄ってくる感じがすごく凄く好きです。

改稿前に比べて、「夢」がフォーカスされていると感じます。
そしてどう生きるかも。

＞『死んだらもう、間違うことすらできねえんだぞ』

私も処女作で（今は◯英社に権利を握られて発表できなくなっちゃってますが）「間違うことができるのは人間の特権」というような台詞を使ったことがあります。
「間違う」って、マイナスではないですよね。
凄く力づけられるフレーズだと思いました。

改稿前はどことなく掴みどころが無かった高瀬さんのキャラが、漫画の貸し借りのエピソードによって、厚みを増した気がします。

そしてエマちゃんの赤い糸。
めっちゃ甘酸っぱい！

身近な人の死を受け入れるのには時間が掛かりますよね。
私もここ数年、そういうことを何回か体験して、人の死の重さを痛感しています。

そして
＞それは、見えない誰かの心の揺らぎのような気配だった。
ここ、本当に上手いです。
正に、伏線のお手本。
その後に来るミスリードも。
やっぱり『ヤシロさん──』は、私の創作のバイブルです。

＞愛した人のために残せる、ある意味最高のプレゼントだと思うぞ。つらい気持ちはわかるが、ここは束原さんのためにも、大人になってくれないだろうか

ここ、何度読んでも笑ってしまいます。
ホント長日部くん、いいキャラしてる。

そして

＞そうだな。いろいろ想像するといい。自分の好きなように

お母さんみたいに慈愛のある言葉、好きです。

エマを1ミリも異性として意識してない割には、男子高校生のリビドーを理解できちゃう長日部くん。
中々侮れませんね。
そして最初、羽生結弦さんのイメージで読んでいたのが、流川楓のイメージも湧いてきました。
勿論「流」という文字に引っ張られています。

おおう……。
糸の色が、赤くなり初めしはじめかな……。

ここ、大きく加筆されてますか？
読んでいて、胸がいっぱいになりました。
ヤシロさんと高瀬さんの感情の手触りがしっかり伝わってきます。

ところで長日部くん。
人間関係の洞察力があまりなさそうなのは、「糸」が見えてしまう弊害かな？　と思ったり（笑）。
見えてしまうと、推察したりすることがなくなりますからね。
それとも年齢的なものでしょうか？
彼の覚醒が待たれます。

お賽銭の設定が、亡きお父さんとの思い出の品に変わったのですね。
お父さんとの絆が、この物語の展開にどんな風に関わってくるのか、ワクワクします。

＞「学校に行く時間を惜しんで漫画にのめりこんだ人の人生を、浅はかだなんて言葉で片づけないでください。彼は――懸命に、生きていたんです」
　――この先も未来が続いていくことを、少しも疑わずに。

泣きそうになりました。
この、エマと高瀬さんが対峙するシーン、前よりずっと、濃く感じます。

志尊淳、登場です（何のこっちゃ）。
でも、長日部くんて、ホントいいキャラしてますね！

長日部くんの能力、何度読んでも羨ましくなっちゃいます。
芸能人の熱愛とか予測し放題ですね！　（下世話でスミマセン）

コント回、楽しい♪
ヤシロさんの境遇を思うと暗い気持ちになりそうなんですが、そうはさせないユーモアがこの作品の大きな魅力だと思います。

伯方の塩が儚く落ちる──のくだりはカットしたのですね。

主人に忠実な水晶……良いですね。
水晶のペンダントとか、欲しくなりました。

長日部くんかっこいい。
改稿前より積極さが増しているような？
そしてビジュアルはやっぱり羽生結弦さんですね。
……なんて、ドラマ化されたらどうなるだろう？　と、脳内で配役を考えてしまう私です。

小鬼の社畜ぶりが笑えます。
稟議書……高校の頃なら検索かけてましたね、きっと。
私も少しは成長したのかな？

＞「予定外の死人」ってどういうことだろう。
改稿前には、このフラグはなかったような？
（もしもあったらスミマセン）

でもここにこの情報があることが、後の急展開に効いていますね。
見習わなくちゃ！

ところでこの渡り賃システム、我が事に置き換えてみると急に不安になってきました。
私もヤシロさんと同じ引きこもり族なので、今までに貯めた特ポイントは限りなくゼロに近いです。多分。

＞ヤシロさんが生きていると知ったら、ヤシロさんのお母さんはどれだけ喜ぶことだろう。

改めて読んでも、このフレーズにグッと来てしまう。
エマの行動原理というか、何かをする動機が、単に自分の好奇心を満足させるためとかではないのがいいんですよ。

たった1フレーズで主人公を好きになったこの読書体験を、いつか自作に活かしたいと思いながら果たせていませんが、読むたびに、「わたしも、いつか！」と思わせてくれる、魔法の1行です。

ヤシロさんが戻ってきてる！
というか、きてた！

嬉しいです。
テーマ周りが改変されているんですか？
最初から読ませていただきますね。

ところでこちら、学園ミステリ大賞には応募なさらないのでしょうか？
ぴったりのテーマだと思うのですが。
（もしどちらかに応募中だったらすみません）

……と、ここまで書いて送信してから、レギュレーションに「この世に存在しないような特殊能力を扱った作品は対象外とさせていただきます。」とあったのを思い出しました。

東京創元社さんてば、勿体無いことを……。
この作品が紙の本にならないなんて、勿体なさ過ぎて、私も成仏できません。

・・・・・・

1話、読ませて頂きました。
賽銭箱の設定が変更になったのですね。
そして、ヤシロさんの風貌が、よりイメージしやすい、というか、のちの展開に説得力が増しそうな加筆ですね！

エマや長日部君、ヤシロさんのお話を、また読めて嬉しかったです。
以前のを読んだ時よりも、エマのことを深く知れたように思いました(*´▽｀)

カクヨムコンでも、どうかいい結果が残せますように。
ありがとうございました(#^^#)

ヤシロさんは成仏できないニューバージョン。今回も楽しく読ませていただきましたヽ(=´▽`=)ﾉ

元のお話はもう見れなくなったので、こんな形でまた読むことができて嬉しかったです。
カクヨムコンでも良い結果が残せますように(*´▽｀*)

またヤシロさんを読むことができて嬉しいです(*´▽｀*)

以前読んでから時間が経ちましたし、テーマ周りをごっそり変更とのことなので、新鮮な気持ちで読ませていただきますヽ(=´▽`=)ﾉ

ヤシロさんは成仏できない。再び読むことができて嬉しいですヽ(´▽`)/

エマ達のコミカルななりとりが、印象に残っています。
好きだったお話、改めて読ませていただきますね(#^^#)

いやー、大好きな作品が、装い新たにコンテスト参加ですね！　これは期待できます、いよいよ大賞狙えると思います！
楽しみにしています😄