第10話 おっさんの希死念慮

今日は12月7日。


死んでしまいたいけど、今年は何とか乗り越えたいと思っています。好きなバンドのライブまでは生きてます。俺もいつまで生きていられるか正直わかりません。スマホとかネット回線すら契約できなくなる状況になっても全くおかしくないんで。俺はホームレスになってもおかしくない。そんな感じで一人暮らししてる。


26歳のうちに死にたいと思ってますけど、去年も25のうちに死にたいとか言ってたような気がします。でも去年と違うのは、死ぬ場所と手段が整っているということです。だから具体的に死が近づいているような気がします。


生きてるのが辛い。


ヤケクソでネット掲示板に自分の顔を晒した。そうしたら死にたさが増すと思ったからだ。案の定、めちゃくちゃ後悔して死にたくなった。


俺の腕をタバコの火で焼いたって誰も褒めてくれない。むしろ人は遠ざかる。当たり前のことだ。


希望なんてどこにもない。生きるだけ無駄なんじゃないかと思っている。


抜いたらすべてがどうでもよくなる。絶望も希望も愛もない。ここには何もない。


「愛してる」とか言われてみたい。


生きてるのが辛い。孤独は辛い。


酒が切れたからタバコ吸いまくってる。死にたい。辛い。少し早いけど夜の薬でも飲むか。




続く

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