特別編 笑顔を届けるTAKEOFF!!!

皆様どうもこんにちは!

え?更新頻度?

そんな細かい事はイインダヨッ!


はい。

今回は特別編です。


というのも、今まで訪れた場所の数々は、行こうと思えばいつでも行ける所。

エッセイ見て行ってみた!が出来るようにしてきました。


ですが、今回は年に一度のイベント。

その内容はその場限りのものになります。


これをその町の紹介とするのはなぁ、と思ったもので。

なので、通常回としてではなく、特別編としてお送り致します。


勘の良い岐阜人なら、タイトルだけでバレてしまうだろうな…………。


興味の無い方には全く響かない回かもしれません。

その場合は失敬。


さあ、特別編な岐阜旅、行ってみましょう!

Let’s TAKE OFF!!!






2023年11月12日(日)

この日、とある市にいる人の数が跳ね上がりました。


岐阜県内、隣県、果ては日本全国。

多くの同好の士が岐阜へと集ったのです。


岐阜県南部、中央に位置する各務原市。


かかみがはら、かかみはら、かがみはら、かがみがはら……etc

どれが正しい読みなのか、誰にも分からないと言われる場所。


すいません、冗談です。

一応、市の名前は『かかみがはら』です。

この辺はまた、町としての訪問時に擦るとしましょうか。


さて、何が行われていたかと言うと。


『航空自衛隊岐阜基地、航空祭2023』です!

あくまで自衛隊のイベントなので、特別編と銘打たせて頂きました。


各務原は飛行機と切っても切れない縁があるので、決して無関係ではないんですが。


というわけで、8時に電車で現地着!

航空祭は駐車場が無いので、選択肢は公共交通機関のみ、なのです。


電車から降r……うわぁ、凄い人!


最寄りの三柿野みかきの駅はホームが人で埋め尽くされ、駅から出るのも一苦労。

出たら出たで、基地入り口まで長蛇の列が繋がっていました。


三柿野駅から川崎重工業の敷地内を通って進みます。

関係者以外は絶対に入れない川重かわじゅうの工場敷地、これだけでもレア。


お!

川重のゲートをくぐった先、ガラス張りの建物の中にT-4ティーフォーが!

青と白のカラーリング、これはアレですね!


アレってなんだ?って?

それはまたおいおいという事で。


敷地内をしばらく歩くと入口ゲートへ到着。

ここは北門入口ですね。


国道21号の高架下を潜る形でゲートに道が繋がっています。

隊員の方々が注意喚起をしてくれています。


群衆事故とか、怖いもんね。


さて基地内へ侵入…………じゃなかった、進入。

不法じゃなくて合法的に入ってますからね、今回。


手荷物検査場でバッグの中を確認してもらって、本格的に内部へ突入!


と、既に上空を飛ぶ機体が。

ここに来るまでに時間が掛かり、既に一つ目の飛行展示が始まっているのか。


あ、飛行展示っていうのは、観客の前で戦闘機とかがビューンって飛ぶやつの事。

細かい所は色々あるんですが、解説し出すと旅エッセイじゃなくなるので割愛!


※分かりやすさのために、各種自衛隊機はジェット機等で表記します。

 T-4が練習機だとか、C-2が輸送機だとか、書き出すとキリがない!


手荷物検査場から真っすぐ進み、右折。

そこは格納庫前のスペース。


東西にかなり広い場所が人で一杯!

南側に各種戦闘機が並び、その前に人が壁になってる。


更に南側、会場で言えば奥には滑走路があります。

といっても結構距離ありますね。

至近距離でジェット機離陸したら大変な事になりますから……。


ずらっと並んでいる各種戦闘機は、今回展示飛行を行う機体。

F-15エフじゅうごF-2エフツーC-130シーひゃくさんじゅうAH-1S戦闘ヘリ……有名どころがズラズラ並ぶ中にそれが。


空を表す青と白の機体。

軍事系に詳しくない人でも、その名を聞いた事があるかもしれない六機の編隊。


素晴らしい技巧が繰り広げる、数々のアクロバット飛行。

大空に夢と感動を描くパイロットたち。

飛行展示専門のチームだ。


第4航空団第11飛行隊。


通称ブルーインパルス。


岐阜基地へは五年ぶりの登場。

それ故に、会場は例年よりも賑やかでした。


ヒュゴゴオオォォ


うおっ!?

一つ目の飛行展示が終了し、次が始まったようです。


F-2やF-15が轟音と共に空を行く!

錐揉み回転したり、大旋回したり。


F-2とF-15とT-4の三機が会場前で直線レース!

轟音と揃って、カメラのシャッター音が響いてきます。


私もカメラを構えていましたが、高速度ゆえにフレームに収まりきらない。

上半身を捻じるようにして追いかけてシャッターを切るっ。


こ、腰が……。

ぬぬぬ、この程度なにするものぞ!


飛行展示はまだ続いていますが、今のうちに移動開始。


実は私、過去にも何度か航空祭に来ています。

ですが毎回、北会場だけ。


滑走路を挟んで反対側にある、南会場には行った事が無かったのです。

というわけで、今年は初めての場所へ!


二つの会場間の移動は徒歩かバス。

歩きは、ちょっと辛いなぁ……バスで行こう。


一回利用は300円、500円で乗り放題。

帰りも使うだろうし、500円をお支払い。


ぶろろろ。

あ、これはバスの音です。


着陸して待機していたF-15を車窓から発見!

すかさずパシャリ。


そして到着、南会場。

北会場と比べると催し物が多いというか、人が広範囲にバラけてる感じ?


シート可のピクニックエリアとか、三脚OKエリアとかある。

それ以外の人が滑走路西側にぐるっと回り込む形で移動してるのかな?


こっちでの目的は、今回は飛ばないF-4エフフォー

通称ファントムツー


機体展示がされているのです。


あ、一つ訂正。

『今回は』ではなく、『もう二度と』です。


長年日本の空を守ってきたF-4は、ついこの間役目を終えたのです。

そして最後の飛行は、ここ岐阜基地で行われました。


1971年から半世紀、お疲れさま!


さて、何処へ行きましょうか。

三脚OKの撮影エリアは人が多そうだし…………。


よし、西側に行こう。

歩くぞー!


西側に回る道は北会場と南会場を繋ぐ道です。

つまりは、バスと並走する感じ。


行きのバスから見えてましたが、結構歩いてる人多いですね。


しばらく歩いていると良さげな撮影スポットを発見。

お手洗いの近くだし、何かあっても大丈夫そうだ。


そして始まる次の飛行展示。

だがしかし、自衛隊機ではない。


ウイスキー・パパ競技曲技飛行チームの曲芸飛行だ!


ジェット機ではなくプロペラ機、エクストラ社ドイツの会社のEA-300L。

迫力という面で言えば、自衛隊機には及ばない。


しかし、彼の機体は技巧で魅せる。

何回もの錐揉み回転、急上昇からの急降下。

垂直上昇後に動力カットし急停止して木の葉のような自由落下、


たった一機だが、会場が大いに沸いた。


写真も撮っているが…………これは現地で見ないと面白くない。

それ程の凄さだった。


その後はヘリも登場。

ジェット機各種が揃った大編隊での飛行は大迫力。


ここまでが午前中のスケジュール。

実に濃密で、実に忙しい。


昼の一時間休憩の後、遂に始まった。

ブルーインパルスの飛行展示だ!


会場アナウンスが案内すると、それまで座っていた人たちが全員起立。

誰もがカメラやスマホを構えて、彼らが飛び立つ方を見る。


滑走路に六機並び、うち四機が次々と離陸TAKE OFF

スモークを焚き、空に航跡が描かれる。


大きく旋回して会場へと飛来した彼らは、綺麗な四機編隊を組んでいた。

残った二機も離陸、背面飛行や先の四機と合流しての大旋回。


五機編隊で放射状に散開し、空に日の出を雲で描く。

左右から直進した二機が、猛スピードのまま超々近距離で交差した。


会場から思わず、おおっと声が上がる。

空中衝突かと思うほどの距離と勢いだったのだ。


六機編隊で菱形を作ったフェニックス。

背面飛行する機体の周囲を、もう一機がグルグルと巻く形で飛行する。


兎に角、超絶技巧が光る。


こうしてエッセイを書いてはいるが正直、文字では表せない。

是非とも次の機会に見に行ってほしい。


さて、この辺りで帰るとしよう。

帰る……かえ…………ええと。


とんでもない人数が出口に集まってる!!!

完全に詰まってる状態だ、殆ど動いてない。


ううむ、並んでいてもいつ帰れるか分からないぞ……。


よし、発想転換だ。

いまこそ屋台飯を楽しもう。


現在時刻14時。

実は昼ご飯取っていなかったのだ。


やっぱりというか、この時間だと各種屋台に売り切れが目立つ。

まあこれは仕方がない、それも織り込み済みだ。


何処の何が良いか。

お、空いてるお店発見。


魯肉飯ルーローハン900円、それを買って近くで遅い昼食である。

ふーむ、美味しい。


案外しっかりとした量が有ったので結構満足。

が、もうちょっと楽しみたい。


そう思ってフライドポテトを買い、ホットドッグを買い。

結構食べてから帰路につく。


現在時刻15時。

…………出口の状況、あんまり変わってなくない?


会場アナウンスも航空祭の終了を告げている。

仕方がない、並ぶとしよう。


で、結局電車に乗れたのは16時。

行きよりも更に長い一時間の道のりとなった。


始めと最後は大変だったが実に満足。

迫力と驚きの一日でした。


いやぁ、こういうイベントは良いね!

皆様も是非!


あ、何よりも気を付けてもらわないといけない事がありました。

最後にそれをお伝えしておきます。


トイレが一番の人気スポットです。

余裕をもって少し、いやそこそこ早くトイレへ行きましょう。


私は幸い一度も行ってませんが、撮影していた後ろに長蛇の列が出来てました。

あれ、皆さん大丈夫だったんでしょうか……?


さてさて、今回はこの辺で。


ではでは~。




追記

今回の航空祭、13万8,000人が来場したとの事。

昨年はコロナの影響で事前登録制、制限されて3万5,000人。


+10万人は恐ろしい。

ブルーインパルス効果も載っかって凄い事になってました。


それだけ皆、楽しみにしてたんですねぇ。

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