後書き

制作の裏事情(ネタバレ注意)

 初めましての人は初めまして、知ってる人にも初めまして、どうも、この物語を書いた語り所のミアです。

 ここでは、題名の通り制作の裏事情や作品を面白くする話、今後の話についても語って行こうと思います。


 まず、制作の裏事情ですが、この作品大まかな内容は七カ月前に完成していて、あとは書くだけの状態でした。しかし、怠け癖が出てしまいしばらく逃げていました。いざ、始めようと思っても自分の実力に自信が持てなくてスルーして気付けば、十二月。その月には誕生日を迎えたこともあってか、このままじゃいけないと思い、元日が来るまで休み、元日初日から再開。やってみると、案外あの時感じていた苦痛が全くなく、文字通り憑き物が取れたように軽くなっていて、ほぼ毎日書き続けた結果、とりあえず最後まで書き切ることに成功しました。


 まあ、大みそかの時点でとある目標を立てたのが功をそうしたのでしょうが。別に隠すつもりもないのでしゃべります。それは『100時間プレイヤー』を目指すという何ともシンプルな目標です。


 実は去年(二〇二二年)エルデンリングといういろんな意味で化け物ゲームやり込み過ぎて二キャラ作って余裕で二〇〇時間溶かした経歴があり、そこで学んだことは『人って一〇〇時間あれば、一通りこなせるんじゃね』という楽観的な観測データを得て『なら何事も一〇〇時間やれば、やり切った半人前になれるんじゃないか』と思い立ち、結果は……何度も言わなくていいですね。はい。


 続いては、今作についてですが、一言でいって『女性が負けた!』と思う女性を創ることをテーマに書きました。男性役の遊学君の話が長すぎた気もしますが……。ともかく、相坂要という女性の良いとこ?は書けたと思います。


 一時期男女の違いの沼にハマってしまい、リアルに存在しそうな女性を書いてみたいと追及した結果、あんな女性が完成していました。普通にキショイですね。ちなみに、相坂要のような女性に会ったら、気持ち悪いと思いますね。だって、少年時代の自分をボコった女性に恨みをぶつけるために作ったのだから。


 ですがそのおかげでこうして、今作のような面白い女性が書けたので、今は感謝しています。遺恨を持ってありがとうございます。


 そんな経緯で生まれたカナリアの彼女ですがいかがだったでしょうか。流し読みをしてのであまり分からないよという方々のために軽いあらすじを記載しましょう。


 今回の主人公は銀堂家六代目でもあった漢、銀堂遊学の物語を書きました。名家の生まれとしては珍しく、権威にこだわりをも合っていない人種。でも、使えるものは使うという、器量と天然さを持ち合わせており、一度やると決めたときには最後までやり切るというはっきりした男でもある。だがその態度が薄情とか冷徹だと言われてしまう不運な人間でもある。


 そんな男が、相坂要という女性にちょっかいをかけた結果、デートをすることに。そこで遊学が想定していなかった事態が何度も起こりながらも、最後に彼女の思いに触れ、一生ともにいる大切な人だと確信するのであった。という物語でした。


 あらすじにすると、当主のころのはなしとか、大学時代の話いらないじゃないかと無慈悲に思うかもしれませんが、あれは今後出るであろう作品の伏線なので、よろしくお願いします。


 そして、今後の活動についてですが、しばらく修業期間を設け、今作を修正しながら、次回作の内容を練ろうと思います。

(今作と関係ある、別次元の物語を書く予定です。)

 修業期間は様々な書籍を読んだり、A4ノートに内容を書き連ねて文章を磨くので、結構頭がぐちゃぐちゃになります。


 そのため、三日に一度広告活動としてしてる評価ツイートの方で誤った判断をしてしまうかもしれないので、そこのところは先に謝罪を入れておきます。


 これで言いたいことは言えたので、そろそろ締めくくろうと思います。


 今作は初めて自分が書き切った作品となっています。過去にもかなり評価された作品がありましたが、それもいつか執筆し直し世に出せたら良いなと考えています。もしそんなことがあれば、評価のほどよろしくお願いします。


 それでは、また読者様に会える日を愉しみにしています。それじゃあ、またね。


二〇二三年一月二十日最終更新




 

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