厨二病。それは、「カッコよさ」という光に囚われてしまう病のことである。
授業中に突如現れるテロリストや、日々闇夜に紛れて暗躍する超能力者達、未知と希望に満ち溢れた異世界など、きっと誰もが一度は想像した事があるだろう。
この主人公は、そんな病にかかった内の1人である。しかし、行動に移す勇気が他と比べ物にならない程あるのだ。
見ているだけで清々しくなれるこの勇気が、純粋な好奇心や善意、そして「カッコいいから」という理由から湧いているのがこの主人公の魅力であると思う。
また、その側にいるヒロインも非常に魅力的である。
主人公へと向けられる好意が他のよくある作品とは少し変わっており、そこが非常に良い部分だと思う。
まだまだこの作品の魅力はあるのだが、あまり詳しく語るとネタバレになりそうなのと、あと単純に私の語彙力不足で上手く表現できなかったのでここで止めたいと思う。ぜひこんなレビューを見る程のその酔狂な目で確かめて欲しい。きっと後悔はしないはずだ。
最後に、こんな素晴らしい作品を書いてくれた作者さんに感謝の意を表したいと思います。ありふれた言葉になってしまいますが、とても読んでいて元気になれました。これからの執筆も応援しています。
では、長文失礼しました。