第17話 スゴイ姪

 先週一族で中華を食べに行ったのだが、高校二年生の姪に大学どこねらってんの?と聞いたら大阪公立大学文学部美術科に行って学芸員になると答えた。すごいなー、高二でもう具体的に将来の設計ができている。私は経済で出たが、なんとなく世界を放浪して本を書きたいなぐらいにしか思っておらず亡羊としたものであった。もっとも、経済を出たのは大学を数校受験し経済にしか受からなかっただけで、本当は文学部に行きたかった。家庭を持っていない私は、今からでも世界を放浪することはできるが、精神障害者(躁うつ病)は海外旅行保険に入れないのよねー。なんとかならんか。


 で、私は今56だが、遂に行き着いた進路?がプログラマー。日本語教師の資格は持っているが、薬でろれつが回らず授業ができない。今、ECCの日本語教師のボランティアに応募(具体的に何をするか分からない)しているが返事なし。日本語教師を目指したのはタイ王国で教えたいという動機からで、あそこ飯うまいし外国人に優しいしパラダイスだし。しかし、応募する際に健康診断書がいると後で知った。これではねられる訳。タイには30年前に行った。叔父夫婦が駐在しており、叔母が何から何までセッティングしてくれて大名旅行であった。やはりタイ料理のうまさが印象に残っているね。

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