第15話 宿命
ここ10年、仕事を何にするかで頭を悩ませ色々資格取得等々challengeもしてみたが、どれもうまく行かず、同じ躁うつの先輩に言われたんだけど、「我々の場合、一回線切れとるからなあ。司令塔がやられとる訳や」という事が今になってしみじみと分かってきた。両親の介護と猫の世話が終われば、何年後になるか分からないが、生活保護を取ろうと思う。
ドラムはあきらめた。座骨が痛い。エレキギターに戻ろうかとも考えたが、どうもキャンキャン鳴らす音に嫌気がさしている。勃起しない。一体、何が楽しみで生きているのか。六年前、完全菜食主義者やってた頃は、バリバリだったんだけどなあ。今回も西式甲田療法を再開し完全菜食主義者になった訳やけど、勃起せんねえ。歯がゆい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます