第25話 ナターシャも一緒

みんなで食事をした。


「今日から、ナターシャも一緒に暮らすんだな」

「はい、みなさまよろしくお願いいたします」


ナターシャは丁寧にお辞儀をした。


「もう、ナターシャも家族だな」

「え? 家族?」

「ああ、ずっと一緒に暮らすんだ。家族だろ?」

「はっ、はい」


ナターシャは嬉しそうに返事をした。


「クレア、ナイル、ナターシャ! これからよろしくな」

「「「はい」」」


「あの~お聞きしたいのですが……」

「なんだ、ナターシャ」

「みなさんはどのように部屋わけをしているのですか?」

「え?」

「……」

「え?」


部屋は一緒だ。

ナターシャは知らなかったっけ。

どんな反応をするのだろうか。


「ナターシャ、おれの部屋で一緒に寝ている」

「え?」

「だから……みんな一緒に同じベッドで寝ているから部屋は一緒だ」

「えええええええ!!」


まあ、その反応が正しいよ。


「クレアさんはわかるとして、ナイルさんも一緒に寝ているのですか?」

「うん、わたし寂しかったからはじめから一緒に寝たいとお願いしたの……」

「そっ、そうなのですか……」

     (……では、クレアさんとの夜の営みはどうしているのでしょうか?)

「え? ナターシャさんなにかいいましたか?」

「いっ、いやなんでもありません」


ナターシャ、言いたいことはわかるよ。

おれも最初は驚いたよ。

でも、もうナイルはおれと……ぐふふ。


「アオイ、どうしたのですか?」

「いっ、いやなんでもない」


クレアは本当によく見てるよ。

おれの考えていることがすべてわかっているかのようだよ。


「そろそろ、アオイお風呂にはいりましょうか?」

「ああ、そうだな」


ナターシャ、お前はどうする?

一緒に入るわけないよな。


「ナターシャ、先に入るか?」

「いえ、わたしは最後で大丈夫です」


最後って、みんなで入っているから最後もないんだけどな。


「ナターシャさん、わたしたち一緒に入っているんです」


おおおおおお!!

クレア、それをいったらナターシャは驚くだろう。

ん?


「そうですか」

「……」

「えええええええええええええええええ!!」


そうだよな。

これだよ、これ。

おれはむしろ、この驚きが欲しかったよ。


「クレアさん、いまわたし聞き間違えてしまったようです」

「いえ、聞き間違えではありませんよ」

「え?」

「わたしたち一緒にお風呂に入って、体を洗いっこしています」

「ええええええっ! 体洗いっこ!」


ナターシャは顔から火がでそうなくらい真っ赤になっていた。


「ナターシャ、驚いただろ。……そうなんだ、なんかそれが気持ちよくって……あっ違う、違わないか」


なにを言っているんだおれは。


「ナイルさんも一緒に入っているのですね」

「はい、もちろん一緒に入っています」


ナイルも普通に答えた。


「わかりました」


ナターシャ、なにがわかったんだ?


「わたしも一緒に入ります」


ええええええええええええええええ!!

なんでそうなる?


「そうですよ、みんなで入った方が楽しいですよ」


ナイル、なにをいっているんだ。


「では、入りましょうか?」


クレアは相変わらずだ。


「ナターシャいいのか?」

「はい、恥ずかしいですがみなさんが一緒なら……」

「わかった」


おれは、受け入れた。

というか、ナターシャの裸までみれるのか。

そんな素晴らしいことがあっていいのか。

異世界最高だぜ!


「じゃあ、おれ先に入っているぞ」

「はい」


いつものようにおれはさきに入ってシャワーを浴びていた。

そこに、クレアとナイルが入ってきた。

おれは、生唾をのんだ。

その後ろにナターシャもいたからだ。

クレアとナイルとは違う、ナターシャの体も素敵だった。

クレアほど胸は大きくはないが、とても綺麗な形をしていた。

ナターシャは恥ずかしそうに隠しながら入ってきた。

可愛い~

おっと!

見とれてしまった。


クレアがおれの体を洗い始めた。

おれもクレアの体を洗った。

ナイルの体も石鹸の泡をたっぷりつけて洗った。


「ナターシャもおいで」


おれはナターシャを近くに呼んだ。

ナターシャは近づいてきた。

おれはやさしく、ナターシャの手をよけて腕を洗い始めた。


「あっ!」


ナターシャは小さな声を上げた。


「ごめんなさい」

「いいんだよ、声をだしても」


おれは腕から流れるように胸をやさしくさわった。


「あっ」


ナターシャは声をあげていた。

おれはついわれをわすれて、激しく胸を揉み始めてしまった。


「ああっ」

「アオイ、この続きはベッドでなさっては?」

「あっ、ごめん」


ナターシャはすごく気持ちがよさそうな顔になっていた。


「ナターシャごめん、気持ちがよくなってしまって……」

「いえ、大丈夫です」


みんなで湯船にはいって落ち着いた。

クレアは続きはベッドでといっていたが、ナターシャが受け入れるかはわからない。

受け入れてくれたら嬉しいんだけどな~


「そろそろおれは出ているよ」

「「「はい」」」


3人の声がお風呂から聞こえてきて嬉しい気持ちになった。

おれの家族か~

大事にしないとな。

おれは、着替えて部屋で休んでいた。


「アオイ、飲み物をお持ちしましたよ」

「ああ、ありがとう」


ふとみると、3人とも色違いのキャミソールをきていた。


「みんな可愛いな」

「ありがとうございます」

「本当ですか」

「少し恥ずかしいです」


ナターシャも一緒にきたけどまさかここで寝ないよな。


「アオイ、ナターシャさんもご一緒したいそうです」

「えええええええ!! ナターシャいいのか?」

「はっ、はいよろしくお願いします」


でもどうやって3人で寝るんだ?


「ナターシャさんはアオイの横で寝てください」

「いいのですか?」

「はい。でも、その前にわたしはアオイと夜の営みを行いますので……」

「あっ、はい」


ナターシャは慌てていた。


「では、失礼して」


クレアはおれの上に乗っかってきた。

そして、おれの体をなめまわした。

おれは気持ちがよくなりわれをわすれ、クレアの体を舐めまわし触りまくり揉みまくりで気持ちよくなっていた。


「わたし、もう我慢できません」


ナイルも参加してきた。

クレアとナイルはお互いに譲り合いおれの体に触れ、おれに揉まれて気持ちよくなっていた。

そして、順番にクレアとナイルと体をあわせた。

一通り行為が終わってナターシャをみた。

ナターシャは顔を赤くして涙目になっていた。


「ナターシャ、大丈夫か?」

「はっ、はい」

「ごめんな」

「い、いえ」

「こっちにおいで」


おれはナターシャを近くに呼んだ。

すると、気を利かせたクレアとナイルがシャワーを浴びに行くと部屋をでていった。


「ナターシャ、驚いたか?」

「はい、少し」

「みなさんと、もうこんなにも仲良くなっていたとは少し嫉妬しています」

「そ、そうなのか?」

「はい、わたしも早く仲間入りしたいです」

「え?」

「アオイさま、お願いします……わたしもどうか可愛がってください」


それって、いいってこと?


「ナターシャ、いいのか?」

「はい、覚悟はできています」

「わかった」


おれは、ナターシャのキャミソールを脱がし始めた。

そして、体を舐めた。


「きゃ」

「ナターシャ、可愛いな」


おれはナターシャの胸を揉み舐めた。

体のあらゆるところをさわった。


「ナターシャ、いくぞ」

「はぁい……はぁ、ああん」


おれはナターシャと体を合わせることができた。

3回目とは思えないくらい元気だった。

驚くほど、回復力がすごい。


「ナターシャ、大丈夫か?」

「はい、ありがとうございました」


ありがとうはこっちのセリフだよ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る