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第1話 神社合祀と伝承の断絶への応援コメント
断片的に知っていた事柄が、これ読んで整理が付きました。
色々と考えさせられて面白かったです。
第1話 神社合祀と伝承の断絶への応援コメント
大変興味深く読ませていただきました。
作品作りで神道について調べていたことがきっかけで読み始めましたが、全て読み物として面白かったです。
続きも楽しみにしています。
作者からの返信
ありがとうございます!
そんなに頻繁ではありませんが、雑多な感じで増やしていきたいと思います!
しばらく宇宙論とか続くかもしれないけれど。
第1話 神社合祀と伝承の断絶への応援コメント
大変様々な知識をまとめておられて、
勉強にもなり、自分の書いている
小説の資料にもなるので、感謝いたします。
国家神道というのは結局、国民国家を
作る上で、日本がモデルとした欧州の列強が
皇帝、あるいはそれに代わる国民国家の
正当性を与えるキリスト教にあたるものが
なかったために捏造した精神的支柱です。
即ち、資本主義における「神の見えざる手」
がないために、「万世一系の天皇の
見えざる手」を捏造せざるを得なかった
のです。
これは明治維新が欧米列強に並ぼうと
した時期が、飛鳥奈良時代に、日本が
朝貢を迫って来た隋唐王朝と対抗しようと
した時期が平行関係に
あることを如実に示していると私は
思います。
即ち、西暦663年に白村江の戦いに
唐新羅の連合海軍に敗戦した日本が
701年に大宝律令を作り、712年、
720年にそれぞれ古事記、日本書紀を
本格的な漢文で記述して、日本神話を
正史として中国に読ませようとしたことと
パラレルであると考えます。
これが最初の文明開花ですね。
それが頂点に達して、新興国と
して唐に認められるのが、奈良大仏の
開眼供養の導師を唐の最高僧侶
である鑑真が行った時だと思います。
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます。
結局のところ、日本に強い支柱というのをつくる、というのがなかなか難しいのかなという気がしました。
良くも悪くも日本は魔改造する文化なので、表立って一強を続けるというのは難しい気はします。
それを上手くやってのけたのが藤原氏で、彼らは決して表には立たずというか皇家を表に出して全部おっかぶせて私財を増やすやりくちがなかなかすごいなぁと思うわけです。ごちごちに皇家と姻戚関係を結んで墾田永年私財法あたりの制度づくりが鬼畜すぎるなぁと思う次第です。
今桓武天皇周りを別のところで書いているので。
唐との関係もなかなか興味深いですよね。法典を買い漁ってとっとと貿易を打ち切るとか、鑑真招聘の際に道教狂いの玄宗皇帝の道士の派遣をきっぱりことわってるし、あのあたりの政治感がいまいちよくわからない。
小説を書く文には文献の隙間を縫ってありえる話をクリエイトできるのが楽しいです。
第5話 アルチンボルドと認識の誤作動への応援コメント
自分もエッシャーとアルチンボルドでエッセイを書いているので興味深く拝読しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880526176/episodes/16817330657372314054
私は科学的な知識に乏しいので認識に対する詳細な分析には舌を巻きました。
アルチンボルドは一般的な肖像画も手掛けていますが、不思議とそうした作品の方が生硬で人物が人形じみて見えるという皮肉な画家です。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
アルチンボルトの素描も好きです。細いペンでカリカリ描いてるイメージ。
エッシャーのあの不思議な感じは大好きです。
心理学が科学というのかは悩ましいところ。
色々書いていてなんですが、心理学に至ると実はあんまり信用していません。バイアスについても、本当にそんなものがあるのか疑問に思っています。
量子力学もだけど、科学の端っこは妄想と区別がつかないのではないかと思っています。