一枚の絵の中の少女の正体
#2
展示会の帰りに、お互いに、彼女と自分は話があるので、喫茶店に寄った。二人とも黙ったまま、注文したコーヒーがテーブルに届く。二人は、恋人同士で今度、二人ともお見合い、する予定になっている、その事は友人の中の付き合いで分かっていた。互いが別の人とお見合いする事を、でも彼女は、彼の後にお見合いする事が決まり伝える為、告白しようと展示会に誘った。彼に、最後に自分の絵を見せたくて。
二人は、中学校が一緒で高校は別になった、そして、同じ町に住んでいる、隣町同士で小学校は、別々だった、彼女は小学校の前、幼少時代から、彼の事を知っていた。彼は、もう忘れていたが、それは、中学校の時同じクラスになった時確かめた、二人は、同学年同じ年だった、幼少時代の、その出会いとは、彼女は幼稚園に通っていた頃、ある日曜日に家族で、近くの町にある、動物園に行った、その時ある少年も動物園に家族と行った。その時少女はベンチにいた、そしたら、ある少年が寄って来て、少女に話しかけた、何気なく少年は、白いワンピースに白い帽子で、ひときわ、可愛いって思った少女に「どこから来たの」と話しかけた、その少年は、初恋などと思えるかは、分からないが一目惚れかなぁと云うような、告白をした、一緒にいたかったのか、「僕と一緒になろう」と少女に話した。彼女いや少女は、えっと思い、何か良く飲み込めず、その少年に「名前何て云うの」と聞いた、それから少し話した。今度、小学校に入学する頃だったが、別々だった。その事をずっと彼女は覚えている、でも少年の方は少女の名前など聞いてなく、白いワンピースに白い帽子の似合っていた可愛い少女と、記憶していたが、どんどん遠い記憶になっていった。そして、中学校で二年生になって同じクラスに。その時クラスメートになって、少女は少年に「私の事覚えている」と聞いた、少年は、「えっ僕の事知っているの」と答えた、気が付かなかった、だが少女は覚えていた。
少年と少女は青春時代をともに、過ごした。
恋人として付き合うようになっていった。
少女は少年が覚えていなかったが、幼稚児に告白された少年として思っていた。
それから、大人になり又再会があり、付き合っていた。友達なのか、恋人なのかと云う仲だった。
まだなかなか、きっかけがなく、彼女は話せないでいた。そして、思いきって話すことにした。彼女は、彼に話しかける、「ねぇ私今度お見合いするの」きっぱりと言う、彼はやっぱりその
事かと、思っていた。
分かっていたが、「あぁぁ」などと言ってしまった、彼は何も言ってあげられない、でも「おめでとう」それしか言えなかった。
二人はぎこちないけれど、スッキリとしていた、結婚に対して、だけだった彼女は。
そうして話が続く、彼が「なぜ自分を展示会に誘ったの」彼女は答えた「私の書いた絵を見せたくて」彼は、何も分からず「どの絵だったの」彼女が「あなたが、呆然と見ていた絵よ、あの絵は私が、書いた作品なの」そう彼女が言うと、彼は、あの絵を見た時の奇妙な事を話した。最後に彼女は「あなたは、白い色は、好きだけど、赤い色は嫌いだったじゃない」時間がたってしばらくしてから、店を出て二人は、別々に帰った。彼女は、失恋した時の直後、彼と再会した時、昔の事を思い出していた、白いワンピースと幼稚児、その少年の告白が最初で、あった時
の彼女と少女が自分の中で、繋がった彼との出会い。彼女はいつも、失恋したりすると、いつも誰かが、待っていてくれる、かもと思い出があり。それは、いずれ勇気や希望そんなことを願望に思っていた。でも、その彼との再会があり、また付き合い出して、彼がもう他の人と自分から、離れて行き、お見合い
を、する事になった時、意地悪だったのか、その様な気持ちで、一枚の絵を完成させてしまった、その絵を彼に見せたくて、誘った展示会だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます