ダブルクロス・ビギナーズリプレイ
わたり
プリプレイ
前書き&プリプレイ
皆様初めまして、わたりと申します。
本作は身内で遊んだ卓をリプレイにしたものとなります。楽しい卓だったので、他の人から見てもわかるようにリプレイ書いてみたいなー。と思って執筆したものなので、楽しんでいただけたら幸いです!!
尚、本作は公式シナリオ扱ったものですが、「なんかここ進め方違うくね?」という部分がありますが、仕様です!
△▼△
インターネット上のTRPGの集まりでの事。なんやかんや付き合いの長い者達が集まり今日も今日とて夜な夜な遊びで盛りあがっていた。
わたり:そいや皆さん、普段はクトゥルフをプレイしてますが他のシステムとかはあんまりやらないんですか?
わたり。本リプレイの執筆者にしてGM。TRPG歴は長いが今だ初心者気分が抜け切れない半人前TRPGプレイヤー。
魔法のキノコ:そうですねぇー。あんまり機会がないのでクトゥルフ以外はやってないですね
セシルッティ:他のシステムよくわかりません!!
魔法のキノコ。主なプレイシステムはクトゥルフのみだが、PC1ロールプレイにおいて彼の右に出る者は中々居ない。自称アーサー・ペンドラゴンの夢女子である。
セシルッティ。上記の発言の通り、TRPGよくわかりません! という顔をしているが自らが作成したオリジナルシナリオの一つでNPCを60人ほど用意し、それぞれ演じ分けるというスキルを持ったTRPG怪人である。
わたり:なるほど、それはそれは
ここで筆者はパソコンの画面の前でニヤリとほくそ笑む。
解説するならば、筆者がメインで遊んでいるシステムはダブルクロスThe3rdEdition。そして今現在、ダブルクロスの関連作品のセールが行われている。
推すなら、今だ────!!
わたり:実は今、ダブルクロスのセールをやってましてぇー!! 皆さん興味ありますよね!?! ね?! なんならギフトで送るが!?
魔法のキノコ:圧が凄い。確かわたりさんがよく遊んでるシステムですよね? どういう物です?
わたり:現代異能厨二バトル。さぁやろう。いいぞダブルクロスは! なぜなら楽しいから
セシルッティ:とりあえず買いました!
わたり:早いな!? でかした!!
魔法のキノコ:うぅーん、ダブルクロスなぁ……
わたり:────キノコさんの大好きなアーサー・ペンドラゴンの再現とかもできますよ
魔法のキノコ:その話を詳しく聞きましょう。
釣れた────かくして、まんまと筆者に乗せられてダブルクロスのルルブを買った二人。
思いの外トントン拍子で買われたが、二人だけでは人数的に心許ない。何より二人はTRPG経験者ではあるが、ダブルクロスに関しては全くの初心者である。
そして筆者もダブルクロス経験者ではあるがGM経験は実は少ないのである。
ならば、仲間を呼ぶしかない────
わたり:そんじゃあ! 卓の予定立てますね! 他にもメンツ揃えて来ますから本日は解散! ノシ
魔法のキノコ:ノシ
セシルッティ:ノシ
なお、解散時間は深夜3時である。この日はクトゥルフで盛りあがっていたそうな。
△▼△
日を改めて、筆者を含め六人ものTRPGプレイヤーが顔を揃えていた。
各々おやつも手に取り準備も万端……ではない。
わたり:イカれたメンツを紹介するぜ!! 蓑虫! ナット! にこにこみ! 以上だ!!
蓑虫:こんばんはー。私もダブルクロス初心者です!!
蓑虫。ダブルクロスのプレイ回数は数回なので初心者という言葉に嘘はないが既にサプリを全て揃えており、裏で色んなビルドを組みまくっているデータ担当。ルールで困った事があればこの人に聞けばいいだろうと思って誘った。ちなみにダイスを信じない固定値信者である。
ナット:いやーどうもどうも。TRPGをやると聞いて来ました
ナット。ダブルクロスの経験はあまりないが、TRPG初心者という訳では無い。自由枠のHOを握ると彼の右に出る者は中々居ない。
そしてガラの悪いRPとコミカルなRPはとりあえず彼に任せておけばいい。そしてロボットが大好きなので普段はモルフェウスとブラックドッグしか使わない。
にこにこみ:うーっす。経験者枠で呼ばれてきました。PLは普段あんまりやってないんで新鮮だ
にこにこみ。このメンバーの中では一番ダブルクロス歴が長く、ダブルクロスに対する造形が深い。筆者も彼に誘われてダブルクロスの沼にハマった。
普段は彼にGMをやって貰っていることも多く、今回はそのお礼&ルールに困った時に聞ける頼りになる人枠として来てくれーと言うと快諾して来てくれた。ナイスガイである。
わたり:そんな訳でね、我々は初心者気味なのでこちらに居るにこにこみさんと蓑虫さんの胸を借りる勢いで行きましょう
魔法のキノコ:わーい。よろしくお願いしますー
蓑虫:私はダブルクロス初心者なんですが……。
にこにこみ:まぁデータは蓑虫さんよねw俺は今回サポートに回るので、任せてくださいよ。
セシルッティ:おお〜
頭が下がる思いである。ありがとうにこにこみと何度もお礼を言いつつ、GMとして場を仕切る。
わたり:さて、ダブルクロスはHO……ハンドアウトという物が採用されており、皆さんそれに沿ってキャラクターを作って頂きたい……の、ですが! 今回のHOに関してはGMから皆さんに番号を指定させていただきます
セシルッティ:ほう?
わたり:まず、HO番号の若い順がシナリオに対する関わりの比率が多いんです。なんで、初心者組にはHO1〜3を担当してもらおうかなと。
にこにこみ:あー、そうね。後、俺はGMとして今回のシナリオやった事があるからその辺りのHOはやりたくないしね。
ナット:僕も4〜5辺りでわちゃわちゃしたいですねぇ〜
魔法のキノコ:なるほど。じゃあどういう割り振りです?
わたり:OK。そんじゃあトレーラー……今回のシナリオのあらすじと、HOの割り振り込み公開だ!!
一同:おー!!!
トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日、このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが──、世界は知らぬうちに変貌していた。
きっかけは、ある日起きたバス転覆事故。
秘められた力は覚醒し、隠された真実が突きつけられる。
それは、ずっと続くと思われていた日常がボロボロと崩れはじめた日──。
ダブルクロス The 3rd Edition
『Crumble Days』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
HO1 魔法のキノコ
ロイス:綾瀬真花(あやせ まなか) 推奨感情 P:慕情/N:不安
カヴァー/ワークス 高校生/指定なし
キミはごく普通の高校生だった。少し気になるクラスメイト、綾瀬真花と同じバスに乗り、ちょっといいことがあったと喜ぶような。
しかしその日を境に変わってしまった。バスが横転して爆発炎上したとき、君は得体の知れぬ怪物となって真花を助けていた。
HO2 セシルッティ
ロイス:矢神秀人(やがみ ひでと) 推奨感情 P:好奇心/N:猜疑心
カヴァー/ワークス 高校生/UGNチルドレン
キミはUGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。
現在、矢神秀人という学生を調査している。彼には、FHのエージェントではないかという疑いがある。
しかし、彼の尾行をしているときに見失ってしまった。その直後、バスが横転し、爆発炎上するという大きな事故が起こった。
HO3 蓑虫
ロイス:PC1 推奨感情 P:好奇心/N:不安
カヴァー/ワークス 指定なし/UGN支部長
キミは、N支部の支部長を勤めている。緊急に日本支部長の霧谷雄吾から呼び出しを受けた。
大きな事故から奇跡的に生還したPC1という学生が保護され、オーヴァードだったことが判明したという。
そして、この事故の裏にはFHの関与があるらしい。
HO4 にこにこみ
ロイス:春日恭二(かすが きょうじ) 推奨感情 P:執着/N:厭気
カヴァー/ワークス 指定なし/UGNエージェント
キミはUGNのエージェントである。その活動の中で”ディアボロス”春日恭二と幾度か戦ったことがある。
PC1という新たなオーヴァードが保護された事件で霧谷雄吾に呼び出しを受け、春日恭二が何らかの計画を行っているということが伝えられた。
HO5 ナット
ロイス:シューラ・ヴァラ 推奨感情 P:尽力/N:敵愾心
カヴァー/ワークス 指定なし/指定なし
キミはUGNに協力しているオーヴァードである。UGN日本支部長、霧谷雄吾から”シューラ・ヴァラ”というジャームの調査を命じられた。
さっそく君は調査を行い、春日恭二とともに活動しているところまで突き止めた。
わたり:と、なります。これでいいかな? 魔法のキノコさんにはとりあえず主人公やらすしかねぇ。と思って今回はHO1指定です。任せた。
魔法のキノコ:圧が凄い。
セシルッティ:確かに魔法のキノコさんの主人公力は高いですからね! しかしHO2か……出来ますかね?
蓑虫:その辺りの番号の方がシナリオに関わる比率が高いので、ダブルクロス初心者だとその方が丸いと思いますね。
セシルッティ:なるほど!
蓑虫:まぁ私も初心者なんですが……←とか言いつつ、サプリを全て持っており日夜様々なビルドを考えている奴。
ナット:ふーむ。どうすっかな。ロボット使いたいけど、今回はちょっとやった事ないの使ってみようかな。
にこにこみ:ナットさんがロボ以外を……!? 普段モルフェウスとブラックドッグしか使わないナットさんが!?
ナット:いやロボットは大好きだけどロボだけじゃないからね僕!! それにほら、なんつーか毎回ロボット使ってるとそろそろ本格的にロボット乗れるシステムやりたくなるから……皆さん今からメタリックガーディアンやりません?
わたり:なんでだよ!?
にこにこみ:メタガは置いといて、とりあえずキャラ組んでいきましょうかw
俺は今回サポートに回るので、皆さんが組んだキャラに合わせてそれをサポートするキャラをやろうと思ってるんで。
一同:ありがてぇ……!!
後光が差してるにこにこみに一同手を合わせつつ、ワイワイガヤガヤしながらキャラメイクが始まったのであった。
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