第36話 胸キュン

 今朝も、別のボランティアの方と、Y君の家に伺う。順調。途中、後ろを向いて、ママがついて着てこないか確認していて、いないと解ると、また向きを変えて、進んだ。

 どちらかと言うと、ママの方が、心配でついて来たい様だ。でも、Y君は、一人で行きたいのだ。

 拘りのポイントも、私は、特に苦にならない。やれば気が済んで、歩き出すので。

 ママから、私達の名前を教えてもらったみたいで、ちゃんと私達の事を、名前で呼んでくれる。時々、間違えて、「ママ」と呼ばれると、胸がキュンとします。

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