カクヨムネクスト、狙っていたのかどうか気になる話

 私は課金していないのですが、カクヨムネクスト、面白いなあと思っています。というのも、noteの歴史を思い出したんですよね。


 noteができた時、おそらく売りは今とは違う感じだったと思います。「記事を売りやすい」形になっているということで多くのプロライターが有料記事を出しました。しかし、すぐにその人たちの記事は見なくなりました。売れなかったんだと思います。


 ライターの方は、「1000円以上の雑誌は買えなかった人も、数100円でお目当ての記事だけを読めるなら買うだろう」と思っていたのではないでしょうか。しかし、1記事100円以上というのはそれだけで見ると高いと感じる人も多いはずです。音楽も中継もサブスクが流行ったように、「好きな時に好きなだけ」の場所を作って、人が定着したうえで課金するものを作っていくというのが良い感じなんでしょう。


 で、小説でもその形はずっと前から想像していたと思うんですが、カクヨムが今になって取り入れたというのは、「よく我慢したなあ」と。人々が集まって、ギフトである程度お金のやり取りもできるようになって、そのうえで「お金を払って小説をいっぱい読める」形を持ってきた。計画的だとしたら素晴らしい。もちろん、「最近思いついた」とかかもしれませんが(笑)


 あと、成功するかはわかりません。

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