マフラーを買った話
学生の時、なぜか「マフラーを買おう」と思い立ちました。
おしゃれに興味がなくて、別にその時持っているので問題かったはずです。まあ、色気づいていたんでしょうね。
ただ、おしゃれに興味がなく、子供のころから百貨店にしか連れて行ってもらったことがありません。そんなわけで、「マフラーを買う→百貨店に行く」という思考になります。
ちゃんとしたお店の店員さんが、ちゃんとした説明をしてくれるわけです。で、おすすめのマフラーをうまいこと巻くんですね。「これにします!」
帰宅して自分で巻こうとすると、おかしい。なんかこう……長い。とても長い。長すぎて自分ではうまく巻けません。下手をすると両端が地面についてしまいそうです。
それでも天下の地元百貨店のマフラー、値段もそこそこしました。意地で学校に着けていきますが「なが」「それカップル用では?」「ゴーカートで引っかかって死んだ人いたよね」と、好意的なコメントはなし。
だんだんと、巻かなくなっていきました。
マフラーに限らずですか、店員さんのスキルがないと成立しないことありますよね……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます