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2023年4月13日 00:30 編集済
読んでればプロットちゃんと書いてる事も分かりますし隠しておけば伏線として面白くなる情報の吟味もしてあるなとは分かるんですが、物語世界を理解するために必要な前提条件の説明まで欠けてて、そっちが気になって話に集中出来ない点が時々あるのが勿体無いなと思います。今回だったら魔法使いになるのに必要な素養は何か?です。『魔力枯渇症候群』持ちの魔法使いを連れて来いと言われても、今までの開示情報から推測できる情報として、知識さえあれば魔法使いになれるのでは?という情報しかないので、対象者が“今”居なくても国策として『病気』の人を先に見つけて実技の無い環境下で魔法の教育して、理解が終わったら魔法耐性持ちの防御役で取り囲んで実践させれば、一応命の保証した上で無理矢理促成栽培はできます。加えて今回生活魔法という、照明など命に関わる攻撃力を持たない魔法の存在が出てきたので、生活魔法使いの教育ならよりコストがかからず容易だと思われます。こういった人間を連れてくれば条件達成になるから、言われた条件が厳しいのかどうか、ピンと来ないです。マリが独学で魔法使いに“なれてしまっている事”も、実際スゴいんでしょうけど、凄さの基準があやふやになっている原因かなとも思います。数百〜千人(人口規模的にこれくらい?)に一人の特別な才能が必要とか、才能があっても発動するのに魔法の体系的な理解が必要で地頭の良さが欲しい(識字率の低さも困難にしている理由に入る)とか、実践の魔法を授けるのに例えば媒介の特別な杖が必要だから生産数・物量での制限があるとか、世界に対する説明が先に来てれば、生きるのも困難な病気な上にそんな難事を克服してまで魔法使いになる人間が希少であると推測が読者の中に勝手に生まれて納得感となり、登場人物に共感し、この場面も読んでてより盛り上がると思います。特に制約無いなら特権階級としての分かりやすい権力維持意識とかでも無い限り知識ばら撒きまくって魔法が使える人材増やしまくった方が国として総合的に強くなるから、やると思うんだけどなぁ。神の視点のない教養のない孤児院出の主人公の一人称視点という設定では全て語れる知識がある方が逆におかしい、ということでしたらその通りであり申し訳ありません。気になることがあっても面白いと思い読み進める気にさせる文章力、展開の作劇手法は素晴らしいと思います。
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読んでればプロットちゃんと書いてる事も分かりますし隠しておけば伏線として面白くなる情報の吟味もしてあるなとは分かるんですが、物語世界を理解するために必要な前提条件の説明まで欠けてて、そっちが気になって話に集中出来ない点が時々あるのが勿体無いなと思います。
今回だったら魔法使いになるのに必要な素養は何か?です。『魔力枯渇症候群』持ちの魔法使いを連れて来いと言われても、今までの開示情報から推測できる情報として、知識さえあれば魔法使いになれるのでは?という情報しかないので、対象者が“今”居なくても国策として『病気』の人を先に見つけて実技の無い環境下で魔法の教育して、理解が終わったら魔法耐性持ちの防御役で取り囲んで実践させれば、一応命の保証した上で無理矢理促成栽培はできます。加えて今回生活魔法という、照明など命に関わる攻撃力を持たない魔法の存在が出てきたので、生活魔法使いの教育ならよりコストがかからず容易だと思われます。こういった人間を連れてくれば条件達成になるから、言われた条件が厳しいのかどうか、ピンと来ないです。マリが独学で魔法使いに“なれてしまっている事”も、実際スゴいんでしょうけど、凄さの基準があやふやになっている原因かなとも思います。
数百〜千人(人口規模的にこれくらい?)に一人の特別な才能が必要とか、才能があっても発動するのに魔法の体系的な理解が必要で地頭の良さが欲しい(識字率の低さも困難にしている理由に入る)とか、実践の魔法を授けるのに例えば媒介の特別な杖が必要だから生産数・物量での制限があるとか、世界に対する説明が先に来てれば、生きるのも困難な病気な上にそんな難事を克服してまで魔法使いになる人間が希少であると推測が読者の中に勝手に生まれて納得感となり、登場人物に共感し、この場面も読んでてより盛り上がると思います。
特に制約無いなら特権階級としての分かりやすい権力維持意識とかでも無い限り知識ばら撒きまくって魔法が使える人材増やしまくった方が国として総合的に強くなるから、やると思うんだけどなぁ。
神の視点のない教養のない孤児院出の主人公の一人称視点という設定では全て語れる知識がある方が逆におかしい、ということでしたらその通りであり申し訳ありません。
気になることがあっても面白いと思い読み進める気にさせる文章力、展開の作劇手法は素晴らしいと思います。