割りと防具は薄くて寒い

「きぇめぇぇぇぇぇんんんんんーーーーー!」

「こてぇぇぇぇぇぇぇぇ!」


 剣道の授業、俺は体育教師の手に、会心の一撃を食らわした。


「面あり!」

「やりやがった!」

「ナイス小手!」


 俺は友達の称賛を受けながら教師を見る。

 道場の端で手を持って踞ったいた。

 こんな寒い時に剣道なんてやらすからだよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る