第9話 【彼女1】
私は、厳しい父と母の元で育った。
私のお家では、娯楽という物が一切禁止とされていた。
テレビは、ニュースだけ!
マンガやゲームなどは、もってのほかだった。
そんは私の唯一の楽しみが、、、
読書だった。
幼い頃から絵本を沢山読んでいた為。
中学に入学する頃には、父の書斎の本は全て読み終わっていた。
そして、その頃。
出会ったのが、彼の小説だった。
両親も小説ならと言い。
了承してくれた。
私は、それから彼の小説を読み続けた。
そして、彼の小説にどっぷりとハマっていった。
他の小説も読んではいたが、、、
彼の書くスピード、クオリティ、世界観!
それら全てに、興味が湧き!
彼の事が、気になり!作者にもハマっていった。
きっと、プロの小説家さんなんだろう!と思っていた。
何度かコメントで、質問もしてみた。
すると、、、
学生で、同級生である事が判明!
私は、驚いた!!!
学生で、この量の小説を毎日!書けるものなのだろうかと、、、
私も小説を書いてみる事にした。
全く!上手く書けない!!!
しかも、彼の小説書くスピードは異常だ!!!
私は、1日。
2,000文字が限度だ!!!
休みの日に書いても調子が良くて5,000文字が良いとこだった。
その頃から私は、彼の事を神と崇める様になっていった。
そして、正体を突き止めようと質問を重ねた。
意外と近くに住んでいると言う事まで、突き止めた!!!
私は、同じ中学の生徒達を調べまくった。
しかし、該当する者は現れなかった。
私は、高校生になっても彼の正体を突き止めようと探していた。
すると、、、
該当する人物が、、、1人現れた!!!
しかし、確信が持てず!話しかけられずにいた。
もし、本人だとしても、、、
シラを切られたら確かめようがない!
そこで、私は考えた!
授業中やお昼休みなどに、コメントをいくつも出したのだ!
そして、神、、、いや!
彼を観察し続けた。
コメントで、にゃける彼をみて!
コメントが、返されるタイミング!など
数週間!観察し続けた。
そして、確信に変わった!!!
緊張しながかも、、、神!いや!彼を屋上に呼び出した!
私は、期待に胸をときめかせながら神を待っていた!
すると、、、
彼は、現れなかった!!!
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