第5話 【彼5】
「はぁ、、、」
「でも、あなたみたいに全然!上手く書けないの。」
「はぁ、、、
僕って、小説書くの上手いんですか?」
「上手じゃない!めちゃくちゃ面白いし!何言ってるの!?」
「でも、登録者とかあまりいないし。
面白かったら普通、沢山いるもんなんじゃないの?」
「はぁ~、、、
貴方ね!やり方が悪いのよ!!!
特に投稿時間!」
「投稿時間て、0:00分に投稿するとキリが良くていいじゃん!」
「それがダメなのよ!そんな時間に出しても埋もれてしまうわ!
それに毎日投稿するのは、いいけど、、、
文字数が多すぎるわ!
読者が読み終わる前に次の次のって投稿したら置いてきぼり感が凄いわ!
自分が読むのを遅いって、錯覚してしまうほどだわ!
それに、、、1番は、ページ数よ!!!」
「何が、いけないのでしょうか?」
「はぁ~
全く気づいてないのね!たしか、、、
中学から書き始めたのよね。
1ページに5万文字近く!
毎日!今日までのページ数は【1,111ページ!!!】
ざっと5,000万文字。
見た瞬間から読む気失せるわ!」
「えっ!そうなの?」
「そうに決まってるでしょ!それに
今の流行りは、短編恋愛小説よ。
ニーズに合ってないのよ!」
「でも、桜井さんは読んでくれてるんでしょ!?」
「勿論よ!!!中学時代から読み続けてるわ!!!」
桜井さんは、興奮して鼻の穴が膨らんでいた。
僕は、ピーナッツでも突っ込んであげたいと思った。
「人の話し聞いてる???」
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