ギャラクシー・リベリオン

Aruto

第1話 全ての始まり

 カイのブーツが、岩と砂の地面を踏みしめた。砂漠の岩場にある廃品置き場は、錆びた金属と壊れた機械の墓場だった。


 青い空の下、巨大な月が昼の光に淡く輝き、砂混じりの風がカイのブラウンの髪を揺らした。青い瞳は、獲物を探すハンターのように鋭く光った。腰にはEMPガンとショットガン、背中にはコンパクトに折りたたまれたブレードが装備されている。


 リュックにはすでに数点の廃品が詰まっていた。割れたディスプレイパネル、半分溶けた回路基板、用途不明の金属片。カイの手にかかれば、これらは使える道具や売れる品に生まれ変わる。メカニックとしての才能は彼の誇りだったが、材料はいつもこうやって「調達」してきた。資源の乏しいサルゴーンでは、盗まずして生きるのは難しい。


「よし、これだ」


 カイは低く呟いた。廃品の山の奥で、埃にまみれたナノプロセッサを見つけたのだ。ひびが入っていたが、彼なら修理できる。何かに使えるかもしれない。カイの心臓が早鐘を打つ。


 だが、その瞬間、背後で金属音が響いた。振り返ると、警備ボットの赤いセンサーアイがカイを捉えていた。二足歩行する屈強な二体のボットが、鉄のアームを振り上げてカイに接近する


「くそっ、まさか警備がいるとは」


 カイは素早くEMPガンを抜き、照準を定めた。


 電磁パルスが一機のボットを直撃し、火花を散らしながらその場に崩れ落ちる。だが、もう一機が素早く動き、カイに向かって突進してきた。カイは横に飛び、地面を転がりながらブレードを展開する。刃の周囲にエネルギーが供給されて青く発光し、ボットの装甲を切り裂いた。金属の悲鳴のような音が響き、ボットは機能を停止したが、さらなる脅威が迫っていた。


 遠くから、警備ドローンのブーンという飛行音が近づいてくる。浮遊する四機の小型ドローンが、赤いレーザーサイトをカイに照準しながら峡谷の上空に現れた。


「しつこいな!」


 カイはリュックを背負い直し、廃品置き場の端に停めてあったホバーバイクに飛び乗った。地面から浮遊するバイクのモーターが唸り、砂埃を巻き上げてバイクは岩場の隙間を疾走していく。


 ドローンから発射されたビームが岩壁を焦がす。カイはハンドルを握りしめ、バイクを左右に振って攻撃をかわした。峡谷の岩壁が迫る中、一機のドローンが低空飛行で追いついてきた。カイは腰から筒の長い銃を抜き、振り返らずに後方へ発砲。


 銃口から飛び出した散弾がドローンに命中した。鈍い音とともに機体が火花を散らし、岩壁に当たって墜落した。残りのドローンがさらに速度を上げて迫ってくる。


 カイの心はせっかちに、しかし冷静に動いていた。生き残るには、リスクを取るしかない。仲間が死にゆくのを何度も見てきた彼は、いつ死ぬかわからないなら動くしかないと学んだ。その前向きな性格は、生き残るための哲学だった。


 バイクが岩場の曲がり角を滑るように抜けると、視界が開けた。広大な砂海が広がっている。流砂の海は、まるで生き物のようにうねり、陽光を反射してキラキラと輝いていた。カイはアクセルを全開にし、ホバーバイクが砂の表面を滑るように進む。ドローンが追ってくるが、砂海の不安定な地形に翻弄され、一機が流砂に飲み込まれて墜落した。


 カイはさらに速度を上げ、残りのドローンの射程から逃れた。追跡音が遠ざかり、静寂が戻る。カイは振り返らず、ただ前を見た。ホバーバイクは砂漠の海を走り抜けていった。


 ここは、岩と砂漠の惑星サルゴーンである。


 資源に乏しく、銀河の発展から取り残されたこの星では、星外企業の進出も少なく、人々の生活水準は低い。宇宙開拓の時代、追放された人々や流浪の人々が住み着き、その子孫たちが暮らしてきた経緯を持つ。


 砂の海をしばらく進むと、巨大な峡谷が姿を表した。サルゴーンにはこのような峡谷がいくつも点在する。


 岩壁が切り立つ道をバイクが登っていくにつれ、人の姿がちらほらと見え始めた。


 峡谷の岩をくり抜いた住居や、崖の上に組み上げられた粗末な建造物が点在している。サルゴーンの荒涼とした風景の中で、ここは人々が細々と生きる集落だった。通りすがりの男がカイに軽く手を振る。


「よお、カイ! またガラクタ漁りに行ってきたのか?」


 カイは笑い返し、アクセルを緩めてバイクを進めた。


 ここは彼の故郷、峡谷の集落だ。


 バイクが峡谷の上部にたどり着くと、視界が開けた。青い空と、遠くに霞む砂海の地平線。巨大な衛星が昼の空に淡く浮かんでいる。いつもなら、この見晴らしのいい景色にカイの心は軽くなる。


 だが、今日の広場には異様な光景が広がっていた。


 黒い煙が立ち上り、焦げた金属の匂いが漂っている。広場の中央には、ひしゃげた物体が墜落していた。集落の自警団たちがその周囲を取り囲み、その背後では野次馬が様子を見守っている。空気が張り詰め、いつ戦闘が始まってもおかしくない雰囲気だった。


 カイはバイクを止め、エンジンを切って広場に近づいた。野次馬の少年の一人に声をかけると、彼はビクッと肩を震わせて振り向いた。厚みのある黒い髪が目にかかりそうな男、シンだ。彼の赤い瞳がキョロキョロと落ち着きなく動き、どこか頼りなげな雰囲気が漂う。


「カ、カイ! 君は、こんな時にどこ行ってたんだよ!」


 シンの声はわずかに上ずり、手が震えているのが見えた。


「この形状……宇宙艇シップの非常脱出用ポッドだな」


 カイがそのように推察すると、集落の者たちがざわめく。


「メカニックの君が言うなら、そうなんだろうな。宇宙から来たってことだろう?」

「ああ、宇宙艇に何かトラブルがあって、ここに不時着したと考えるのが自然だ」


 シンの疑問に、カイは冷静に答えた。


 その時、ポッドのハッチが軋む音を立てて開いた。


 自警団の男たちは銃を構えるが、ポッドから一人の少女がよろめきながら現れた。彼女のブロンドの長い髪が陽光を受けて輝き、碧い瞳が怯えたように周囲を見渡す。耳は尖り、わずかに動くその姿は、明らかに人間ヒューマン族ではなかった。


「エ、エルフェン族……!」


 シンが声を震わせる。サルゴーンには人間族が多く住んでおり、種族ごとに集落を作って生活するのが一般的だ。エルフェン族は、サルゴーンには住んでおらず、別の惑星に住む知的な種族だとカイは聞いたことがあったが、実物を見るのは初めてだった。


 少女は憔悴した様子で、か細い声で言った。


「助けて……お願い……」


 その言葉は銀河共通語だったが、サルゴーンの出身者とは異なるアクセントを帯びていた。


 カイは一歩踏み出し、自警団の男に話しかける。


「警戒するのは分かるけど、まずは話を聞いてみないか?」


 自警団の男たちは静かに頷き、銃口を下げずに少女を囲んだ。少女――エルフェン族のその姿は、憔悴しながらもどこか気品を漂わせていた。高い鼻にすらっとした顔の輪郭は、造り物かと思うほど整っており、美しかった。これもエルフェン族の特徴の一つである。


「乱暴するなよ」


 カイが自警団たちに釘を刺すと、一人がカイを睨みつけた。


「お前、そんだけ言うなら、てめえがこいつの面倒見ろ。尋問もお前に任せるぞ」


 カイは肩をすくめ、少女に軽く顎で示した。


「行くぞ。暴れなきゃ、危害は加えない。」


 少女は小さく頷き、よろめきながら立ち上がる。自警団の男たちに囲まれ、彼女は峡谷の岩をくり抜いた倉庫へと連行された。カイもその後ろをついていく。


 倉庫の中は薄暗く、埃っぽい空気が漂っていた。中央に置かれた簡素な椅子に少女が座らされ、窓から差し込む光が彼女の怯えた表情を照らし出す。


 周囲を自警団の男たちが取り囲む。カイは彼女の前に立ち、腕を組んだ。自警団たちは入口付近で銃を構え、緊張した面持ちで見守っている。


 カイは少女の碧い瞳を見つめ、口を開いた。


「俺はカイ、よろしく。変な真似をしなければ乱暴にはしない。質問に答えてくれ。あんたは宇宙から来たのか?」

「キリエです……ストラタスから……来ました」


 自警団たちがざわめく。惑星ストラタス、エルフェン族の母星である。ストラタスには空中に浮遊する大陸がいくつもあると言われている。資源の豊富な惑星で、宇宙艇をはじめとする乗り物や機械の生産には欠かせない反重力鉱石の最大生産地になっている。


 キリエはIDカードのようなものをカイに見せる。


「銀河連合……代表団?あの銀河連合の?」


 彼女は、銀河連合の代表団の一人だった。


「ソラリアで行われる銀河連合総会……ストラタスの代表団として私たちは向かっていました」


 惑星ソラリアは、「銀河の首都」とも呼ばれる惑星だ。最も発展している惑星の一つであり、サルゴーンの峡谷くらいに巨大な建造物が建ち並んでいるとされる。様々な機関や星外企業の本部もソラリアに所在している。


「私たちの乗っていた宇宙艇は、何者かに撃墜されたのです……私と他の数人は、運良く脱出用ポッドに乗れましたが、他の人たちはもう……」


 倉庫内が沈黙に包まれる。


「どうするんだよ? こいつの話、本当かよ? 銀河連合ってあれだろ、宇宙のルールとか紛争の解決をやってるよく分からん機関だろ?知ったこっちゃねえぜ」

「街に送って、当局に保護してもらおうぜ。こんな集落じゃ、当局の目も届かないし危険だ。最近は蛮族やワームの目撃情報も増えてる」


 自警団の男たちは頭を抱えている。


「明日は街で修理の仕事が入ってるから、ついでに俺が彼女を街まで送るよ」


 カイが手持ちの端末で画面を確認しながら、そう告げた。


「街では、星間通信が使えるのでしょうか。私たちの状況を、ソラリアやストラタスの仲間に伝えなければいけないのです」

「俺は使ったことはないが、そういう施設はあった気がする。ここにいても話は進まないから、明日の朝出発しよう」

「わかりました」


 キリエはカイのほうを見つめ、そう返事をする。彼女の表情には少し安堵の色が浮かんでいた。


 *


 翌朝の集落は、いつものように静かで埃っぽかった。カイはホバーバイクのそばで、工具を片手に後部荷台の連結作業を進めていた。修理の仕事で街に向かうため、廃材や工具を山積みにし、しっかりと固定する。


 シンも隣で手伝い、厚みのある黒い髪を汗で濡らしながら、金属パーツを運んでいた。


「カイ、重いんだよこれ……もっと良い仕事ないのかい?」


 シンの声は弱々しく、赤い瞳が不安げにキョロキョロと周囲を窺う。カイは笑いながら工具を締め、


「お前、いつもそんな調子だな。まあ、手伝ってくれて助かるぜ。街で修理の仕事が入ってるんだ。いい金になるかもよ。」


 キリエは倉庫の入り口から出てきて、二人の作業を眺めていた。ブロンドの長い髪が朝の柔らかな光に輝き、碧い瞳には昨日の疲れが残っているものの、決意の色が強くなっていた。


 カイはバイクの後部シートを軽く叩いた。


「キリエはゴーグルをつけて、俺の後ろに乗って。カイ、何かあったときのため、例のブツも積み込んでくれ」


 準備が終わると、カイとシンが操縦する2台のホバーバイクは、荷台を引きながら峡谷を下っていく。


 バイクはまもなくして砂海へと飛び出した。


 ゴーグル越しに見える流砂の海は朝の陽光を浴びて黄金色に輝き、広大な地平線がどこまでも広がっている。巨大な月が青い空に淡く浮かび、静かな威容を誇っていた。風が砂を巻き上げ、カイのブラウンの髪を乱す。キリエはカイの背中にしっかりとしがみつき、砂の海の景色を初めてのように眺めていた。シンのバイクは少し後ろを走り、時折速度を調整しながらついてくる。


 カイは無線でシンに声をかけた。


「なあ、シン、今日も綺麗に見えてるな、あの月。こんなにくっきりしてるなんて、珍しいぜ」


 シンは少し間を置いて答えた。


「ああ……ホントだね。なんか、昔を思い出すよ」


 その言葉に、カイの胸に懐かしい記憶がよみがえった。


 二人は幼い頃、同じ孤児院で育った。


 サルゴーンの荒涼とした惑星で、親を知らずに捨てられた子供たちが集まる場所だった。あの頃、夜になると屋根に登って、巨大な月を眺めながら夢を語り合ったものだ。


「カイは月を見て、『いつかあそこまで飛んでいくぜ』って言ってたよね」

「ああ、お前はいつも『そんなの無理だよ、カイ』って日和ってたよな」


 カイの声に笑いが混じる。


「あの頃は、毎日がきつかったよ。孤児院の飯、砂が混じってて好きじゃなかったんだ。でも、カイはすごいよ。廃品集めて機械いじり始めて、『俺は絶対にこの星から出る』って」


 回想が深まるにつれ、シンの声は感傷的になった。


「ああ、俺は絶対にこの星から出る。そして、いろんなものを見て、たくさん稼いで、集落のみんなを幸せにしたい」


 サルゴーンの人々は、ほとんどがこの惑星から出ることなく、質素な生活を営みながら死んでいく。資源の乏しい星で、蛮族や原生生物の脅威にさらされ、希望など持てない。孤児院の仲間も、病や事故で死んでいった者が少なくない。


「……宇宙の外にも、貧富の格差はあって……もっと苛烈な争いが起こってる。決して安全な場所じゃないわ」


 キリエが会話に割り込み、静かな声で言った。


「ここにいても安全じゃないのは同じだ。どうせいつか死ぬなら、デカいことに挑んでから死ぬ。俺の命の使い方は、俺が決める」


 カイの言葉のあとに、沈黙が続いた。彼は気を取り直し、冗談めかして言った。


「キリエ、ソラリアに行くなら俺も連れてってくれ。 銀河の首都で、どんな豪華な生活ができるか見てみたいぜ。それに、廃品いじりじゃなくて、本物の宇宙艇を触りたいんだ」


 キリエは小さく笑ったが、すぐに残念そうな顔をした。


「ソラリアの周辺宙域には検問所が設置されているわ。ソラリア当局が発行するIDカードと旅券がないと、絶対に入れない。発行には色んな条件があって、ただの移民は拒否されるわ。最近は不法移民が増えていて、審査も厳しくなってるの」


 カイはニヤリと笑い、


「あんた、銀河連合の代表団だろ? 偉いさんに掛け合って、特別に旅券作ってくれよ! シンも一緒に、な!」


 三人は一瞬笑い合った。束の間の和やかな時間が、砂海の風に溶けていく。


 しかし、その平穏は長く続かなかった。突然、地面から低く唸るような振動が伝わってきた。砂が微かに震え、遠くで砂塵が舞い上がる気配。


「この音は……まさか!」


 シンが声を上げ、顔を青ざめさせた。赤い瞳が恐怖で大きく見開かれる。


 次の瞬間、砂海が爆発的に盛り上がり、巨大な怪物が姿を現した。岩のように硬い灰色の体表が陽光を反射し、数十メートルの巨体がうねる。円形の口には、無数に並んだ鋭い歯が回転し、砂を削り取るような音を立てていた。怪物は地中から飛び出し、二台のバイクを感知して猛然と追いかけてきた。


「ワームだ!天気のいい日は出ないはずなのに、なんで今日に限って……!」


 カイはアクセルを全開にし、バイクを急旋回させて怪物の最初の突進をかわした。


「キリエ、落ちたら助けられない!しっかり掴まれ!」


 砂が噴水のように飛び散り、バイクが一瞬浮くほどの衝撃。キリエがカイの背中に強くしがみつき、「あれ、何なの!? 」と叫ぶ。シンはバイクを必死に蛇行させている。


「カイ、助けてよ!フルパワーでも逃げきれない!」


 パニックになったシンの声が無線から響く。ワームは再び地中に潜り、砂海を震わせながら位置を変える。


 ワームが再び砂を突き破って現れ、巨体をくねらせて迫る。その口が開き、回転する歯が空気を切り裂く音が響く。砂海の表面が波のようにうねり、二台のバイクは絶え間ない旋回と加速で逃げ回った。


 カイの額に汗が流れ、キリエの息遣いが耳元で感じられる。


「シン、EMPボムを使え!」


 カイが無線で叫ぶの聞いたシンは、バイクを全速力で走らせたまま、震える手で荷台を探り、金属製の球体を取り出した。


「これでも食らえっ」


 球体からピンのようなものを抜いて、後ろから迫ってくるワームに投げつける。球体はワームの体表にぶつかると同時に、強烈な稲妻と火花が炸裂する。ところが、ワームはもろともせず、地面から飛び上がった。そして、円形の口がシンを乗せたバイクに迫る。


「こっちだ、化け物!」


 カイが筒の長い銃を片手に持ち、引き金を引くと散弾がワームの口元に命中した。ワームは失速し、シンは捕食されずに済んだ。


「これを投げつければいいの?」


 カイに問いかけるキリエの手には、球体ーEMPボムが握られていた。


「物分かりがいいじゃないか」


 キリエからEMPボムを受け取ったカイは、バイクを蛇行させながらワームの動きを観察していた。砂中に潜り、姿を消したように見えたワーム。だが、低い轟音はまだ止まない。耳を研ぎ澄ますカイ。


「左から来るぞ、キリエ、しっかり掴まれ!」


 砂の表面が盛り上がり、バイクの左手からワームが姿を現す。カイとキリエの真上から、円形の口が迫ってくる。


「こいつでも食っとけ!」


 カイは操縦席から立ち上がると、思い切り振りかぶる。そして、EMPボムをワームの口内に投げ込んだ。すかさずバイクを急減速させると、ワームの口はバイクの代わりに砂を飲み込んだ。


 その数秒後、EMPボムが炸裂し、ワームの巨体が砂海に倒れ込んだ。砂塵が一帯に巻き上がる。


「シン、こいつが怯んでるうちに逃げ切るぞ!」


 カイはワームの周囲を回り込むようにして本来の方角にバイクを向け、アクセルを踏み込んだ。シンもそれに続いていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ギャラクシー・リベリオン Aruto @greenhorn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ