第360話 記念日の多い日

 今日は色んな記念日の制定されている日である。割と有名なところだとポッキー、プリッツの日だね。調べてみると今日は一年で一番記念日が多い日だそうだ。

 

 鮭の日と言うのもある。鮭のつくりの圭が十一十一だからだろう。サムライの日と同じ発想だね。チーズの日とか生ハムの日と言うのもある。

 

 十一人対十一人で戦うサッカーの日でもおかしくなさそうだ。調べてみると案の定サッカーの日も登録されていた。

 

 初めて何かをした日を記念日にするパターンもあるよね。

 

 この味が 良いねと君が 言ったから 七月六日は サラダ記念日

 

 って短歌があるが、うちの母はなぜかこの短歌が五七五七七に聞こえないらしい。あまりにも自然な言葉過ぎて短歌っぽく聞こえないってことなんだろうね。

 

 巡りあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな

 

 なんて冒頭からはみ出してるけど千年以上残ってる。そう考えると紫式部って凄いね。私がこの和歌を知っているのは、以前エッセイでも紹介したレキシというグループの歌の中に出てくるからであって、決して雅な感性を持っているからではない事を強調しておく。

 

 どちらかといえば私はパタリロばりにどんな上の句に対しても、

 

 それにつけても金の欲しさよ

 

 と付けたいタイプの人間である。これはパタリロが始めた訳ではなく、江戸時代に庶民の間で流行った遊びの一つだそうだ。

 

 私たちの世代の歌や著書が果たして千年後まで残るだろうか? まぁ、作った人はまさか自分の死後にこんなに長く語り継がれるとは思ってもいなかっただろう。源氏物語が今でも残ってると知ったらどういう反応するんだろう?

 

 あれ? 記念日の話じゃなかったっけ? ついでに、天牌外伝の黒沢の誕生日は十一月十四日である。外伝だけでも三十七巻も出ているが、かなり面白い。何なら本編より面白いんじゃないかという説まである。

 

 そういえば今日は以前の職場でよく麻雀してたK君の誕生日だな。麻雀はあまり上手じゃなかったけど社交的でいろんな人と仲良くしていた。私が苦手としていたS代理とも仲が良く、麻雀を通して間を取り持ってくれたのもK君である。

 

 ラインでカードを贈っておいたが果たして私のカードに気付くかどうか……。




 とうとう三百六十話に到達しました!! あと五話か……。ゴールはすぐそこなのだが、逆に緊張してきたぞ。Xデーは来週の木曜日。そう、魔の日とも言える木曜日なのである。ただ、木曜日で三百六十五話って事はそのエッセイを書くのは水曜日である。という事は投稿さえ忘れなければすでに三百六十五話達成したも同然である。

 

 むしろ今日の更新がこんな時間になった事の方が冷や冷やするわ。

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