第11話  二回目のアフター

今日は水曜日。

仕事が終わって、アイリのいるフィリピンパブに向かった。

アフターを今日も多分する事になると思い、11時半頃にお店に着いた。

昨日のテレビ電話では弱音を吐いていたがお店では明るく元気なアイリだった。

やはり今日もアフターをしたいと言われ、もちろんOKした。


お店が終わり、アイリを待っている時に、近くのドン・キホーテで香水を一つ買った。アイリは香水が好きでコレクションしていると言っていたからだ。

サプライズで渡そう。(思えばこの時は、ヨシオも気持ちに余裕があった。)

なにが良いか分からないのでとりあえず1万円くらいのグッチの香水を買った。


お店前でアイリと合流して、カラオケに行くか、ごはん食べに行くか提案してみた。



アイリ「ホテル行きます」


ヨシオ「えっ。なんでホテル?」


アイリ「まだあなたと出会ってすぐだけどしょうがない。私あと2か月よ。だから早い方がいい」


ヨシオ「そっか。じゃあ行こう」


まさかの急展開にヨシオも驚いたが、この誘いを断るほど馬鹿ではない。

コンビニで食べ物とビールを買って、手を繋いで近くのラブホテルに二人で入った。

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