第3話 公務員? いえいえ、なんでも屋です。

 独立採算制をめざしている近未来の役所。

 そこの「なんでも課」に勤める主人公富蔵は、日々さまざまな業務をこなしていたが……。


 ユニークな業務の中で事件が起こり解決する、ほのぼのストーリー?と思いきや。

 急転直下の展開が起こり、主人公はどんどん追い詰められていく事態へ……。


 プロローグの描写がわかりにくいのですが、作中後半につながるもので、読んでいきますと、なるほど!と思いました。


 地獄を見たからこそ開ける道は、きっと普通の順風満帆な道よりも光り輝くはず。 

 普遍的な終幕にホッと安堵いたしました。

                        みうみさんの書評

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